CPUクーラー虎徹Ⅱ ファン追加改造
本日のパソコン修理は、「自作パソコン RYZEN3700Xに取り付けいるCPUクーラー虎徹Ⅱの冷却ファンを1個追加する」作業になります。
そもそも 虎徹Ⅱに冷却ファンの追加を検討しきっかけは、一昨年 REZEN3700Xの自作パソコンを依頼で制作したお客様から、8月中旬くらいに「高画質の写真編集など負荷の高い作業時は、CPUの温度が90度位になっているけど、大丈夫ですか?」とのお問合せでした。
温度管理は、「なんで温度を見ていますか?と作ってもらったときにインストールされていた、タスクバーに表示されている温度をみている。」
との答えでした。考えてみれば 組み立て完了後 ベンチマークソフトなどインストールして 負荷をかけてCPUやm.2の温度の上昇具合を見たときに、 CORE TEMPをインストールした記憶があります。
後でわかったことですが、RYZENシリーズにCPUの温度管理は、フリーのソフトでは正確に温度管理ができないと知りました。
AMD推薦のRYZENNマスターなら 正確に温度表示ができるみたいです。
私の環境でCORE TEMP とREZENマスターの温度比較をしてみると、約10度前後位 CORE TEMPの方が高く表示されています。
お客様にその事を伝えて、RYZENマスターをインストールする事にしました。
ただ 私の環境も通常時で42度ほどCPUの温度があるので、ハード面で温度を下げる事を検討してみました。
冷却が不十分ではない 90度を超える事は、私の環境ではないので、CPUクーラーを変える事は無し。
安価で少しでも効果がありそうな事を模索してみました。
その結果 今取り付けている CPUクーラー虎徹Ⅱにもう1個ファンを追加すれば、それなりの効果が期待できそうなのでやってみる事にしました。
虎徹Ⅱに使われているファンは、Amazonで探せばありました。
ただし 冷却ファンに固定する固定金具クリップが販売されていないので、自作で作る事にしました。
AMAZONで1ミリのステンレス棒を探して購入しました。
現在取り付けてある 固定金具クリップを取り外して ステンレス棒を曲げていきます。
虎徹Ⅱに付属する固定金具クリップで下がAMAZONで購入し1ミリのステンレス棒です。
これを見まねで加工していきます。
完成は、こんな感じです。
ちょっと歪になりましたが、どうにかできました。
これを2個作りました。
取り付ける前の状態はこんな感じです。
2個ファンを取り付けるとこんな感じです。
温度は、取り付ける前の温度平均 約38度前後でした。
取り付け後は、約35度前後で 約3度前後さがりました。
負荷をかけた時にどのような変化があるか まだ検証していませんが、少しは効果があるみたいです。
夏場にどのくらい変化が出るか楽しみです。