Buffalo HD-CE1.0TU2-WH

Buffalo外付けHDD データ復旧

本日のパソコン修理・データ復旧は、「Buffalo HD-CE1.0TU2-WH」のデータ復旧作業です。

 

現在の状態

お客様からの情報では、外付けハードディスクが不安定になった為、データを他のメディアにコピーしていたら、固まって動かなくなった。

 

それからコピーが進まないので、USBケーブルを引っこ抜いて 再度コピーを行うが、やはり固まって動かなくなるので、先ほど同じようにUSBケーブルを引っこ抜いた。

 

この動作を3回程度行って 無理と思ったので、大手パソコンショップにデータ復旧依頼をしたが、「重度障害なので30万程度の費用が必要といわれた」と言う事です。

 

現状を確認する為、パソコンに接続してみます。

フォルダは、みえています。

容量と残り容量も見えています。

 

ランダムにフォルダをクリックしてみます。

中身が見えるフォルダもありますが、中身が空っぽになって見えないフォルダもありました。

 

ハードディスクのアクセスランプが消灯するまで、まって外付けハードディスクの電源を落とします。

 

 

作業方法

この外付けハードディスクは、ひと昔前のUSB2.0の規格の転送速度です。

作業効率が悪いので、ハードディスクケースからハードディスクを取り出して、USB3.0につなぎ直してデータ復旧作業を行います。

 

 

ケースから取り出し

ケース上部 3か所にツメを押し下がる穴があるので、ピンを挿して ツメを押します。

ケース隙間に薄いへらを差し込んでケースを開封します。

ハードディスクケースから、HDDを取り出した

 

 

ケースから取り出し2

取り出したHDDには、接続機器とマウンターが付いているので、取り外します。

 

 

 

データ抽出開始

ハードディスクを別のパソコンにUSB接続でつないでいる

取り出したハードディスクを別のパソコンにUSB3.0で接続する。

別に簡易扇風機でハードディスクを風で冷やしながら作業を行います。

 

 

データ復旧ソフト開始

データ復旧ソフトで解析をしてなくなってしまったファイルをフィルダを検索を行います。

 

ハードディスクの劣化すすんでいて 尚且つ 何回もケーブルの切断を繰り返しているので、ハードディスクの損傷が激しく 時間にして約8時間程度かかりました。

 

抽出データ量は、120GB程度あります。

詳細スキャンが終わり 必要なデータを抽出していきます。

 

 

これがまた、データ抽出中にハードディスクの接続が途切れたりして、何回もつなぎ直しと再起動を繰り返します。

 

こんな作業を4日程度繰り返して やっと120GB程度のデータの抽出を完了しました。

 

外付けハードディスクにデータを保存するのは良いのですが、コピー元のパソコン側のデータを消してしまっている方がたくさいます。

 

元のデータがあっての 外付けハードディスクへのコピー・バックアップの意味があるかと思います。

 

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