ログイン画面で止まる Iiyamaノートパソコン
本日のパソコン修理・データ復旧は、「ログイン画面で止まる Iiyamaノートパソコン」の修理になります。
現状の状態
持ち込まれたパソコンを起動してみました。
Windowsログイン画面まで、なんとか進みました。
しかし、その後は固まって進んでくれません。
原因
おおよその検討では、ハードディスクの故障だと考えられます。
お客様の情報では、新品購入から一度ハードディスクを交換したことがありません。
CPUの年代から見ると、おおよそ12年程度が経過しているパソコンです。
修理方法検討
お客様には、取り外して検査してみますが、ほぼハードディスクの故障が原因で、
ログイン画面で止まると説明します。
故障原因のハードディスクをSSDに取り換え修理を行います。
この状態でいったんSSDに現状のハードディスクの内容をクローンします。
クローンが無事成功してWindowsが起動すれば修理完了です。
但し、クローンが失敗してWindowsが起動できなければ、OSの新規インストールになります。
その時は、ハードディスクのマイデータを抽出して、OSインストール完了後に本体に戻します。
しかし、初期から入っているアプリケーションは、すべてなくなります。
マイクロソフトオフィスは、購入時付属していたライセンスカードがあれば、インストール可能です。
以上を説明して修理開始です。
SSDにクローン
まずは、ハードディスクの内容すべてをSSDにクローン複製します。
Windowsが起動しないので、パソコン本体に新品のSSDを取り付けます。
取り外したハードディスクをUSB接続でつなぎます。
USBメモリでブート起動するクローンソフトを使って、
ハードディスクの内容すべてをSSDに複製します。
パソコンを裏返して開始
作業開始は、パソコンを裏側に置きます。
バッテリーを取り外す
まずは、バッテリーを取り外します。
カバーを外す
ハードディスクが納めてある場所の小さなカバーのネジを外す
カバーを外した写真です。
ハードディスクが見えます。
ハードディスクを取り出す
本体からハードディスクを取り外した写真です。
パソコン本体から取り出した既存のハードディスク(左側)
新品のSSD(右側)の写真です。
SSDを取り付ける
パソコン本体に新品の空の状態のSSDを取り付けた。
既存のハードディクを外付けUSBで接続
取り外したハードディスクを外付けでUSB接続する。
クローンソフトをブート
クローンソフトUSBメモリーをパソコン本体の挿す
パソコンの電源を入れて、ファンクションキーを押して
ブートメニューを表示させ、USBメモリを選択する。
USBメモリからブートしてクローンソフトが起動しました。
クローン終了
クローンが無事終了しました。
電源を入れて起動確認します。
無事にWindowsが起動してログイン画面から先に進むことができました。
SSD設定
ハードディスクからSSDに取り換えたので、それに合った設定に変更します。
既存のハードディスクの内容をそのままSSDにクローンしたので、
ディスクのエラーチェックを実施します。
パソコン内部掃除
長年使い込んだパソコンで、蓄積された不要ファイルやアプリケーションのインストールや
アンインストールによって残った不要ファイルや未エントリーのレジストリの整理を行います。
動作確認
不具合がないか、検査していきます。
起動や終了、再起動を繰り返します。
アプリケーションを起動させて、動作に問題がないか確認します。
音声は出力されているか確認します。
無線・有線LANは正常に起動しているか、
またインターネットに接続して問題がないか確認します。
しっかり通信速度が出ているか確認します。
特に問題なく、キビキビと軽い動作で動いていることが確認できました。
これで、本日の北九州パソコン修理・データ復旧の
ログイン画面で止まるIiyamaノートパソコンの修理は完了です。