起動が重い DELL inspiron 3585
本日のパソコン修理は、「起動が重い DELL inspiron 3585」のSSD換装作業となります。
修理相談内容
お客様より「非常に起動が重いパソコンを軽く速くできますか?
今から持っていくので見てほしい」とのことでした。
起動が重いパソコン診断
持ち込まれたパソコンを診断してみました。
OSはWindows 11です。
ハードディスクの検査をしてみましたが、破損はありません。
しかし、起動回転が遅い5400rpmが使用されていました。
起動ドライブには不向きで、一般的に保存用の増設ドライブとして
使用されていることが多いハードディスクです。
メモリーは4GBでWindows 11では少し少なめですが、
文章編集で使用されているとのことでしたので、問題がないかと思います。
修理内容検討
お客様には、「ハードディスクに回転数の遅いものが使われています。」
と説明します。
パソコンは、比較的新しいパソコンです。
この年代のパソコンであれば、SSDを使わなければ、本来の性能は発揮できません。
今の環境を維持してクローンすれば問題なく速くできます。
しかし、クローンができない時があります。
その時は、Windowsを新規でインストールします。
マイデータの抽出を行います。
ソフトは、一部なくなりますが、オフィスはマイクロソフトアカウントから
インストールできます。
以上を説明して作業を始めます。
SSD換装準備
Windows 11を起動させてクローンソフトをインストールします。
USB接続で新品のSSDを取り付けます。
ソース元は、内蔵のハードディスクを指定します。
ターゲットをUSB接続のSSDに指定します。
結果 失敗します。
失敗内容は、パーティション情報が???と出て途中で終わります。
ハードディスクドライブ内の隠しパーティション情報が読み込めない。
いったんハードディスクのマイデータを抽出します。
お客に説明して、Windows 11を新規でインストールすることにします。
SSD取り付け
パソコンを裏返す
パソコンを裏返してから作業を始めます。
ネジを外す
裏側から見えているネジを外す。
カバーを外す
ネジを外したら、側面の隙間からヘラを差し込んで
フタのラッチを外していく。
カバーを外した
カバーを取り外した写真です。
ハードディスクを外す
既存のハードディスクの写真です。
ハードディスクを取り外した
ハードディスクを取り外した写真です。
SSDを取り付ける
ハードディスクの代わりに 新品のSSDを取り付けた写真
Windows新規インストール
本体にSSDを取り付けたら、Windows 11の新規インストールを行います。
USBメモリからブートしてインストールを始めます。
約30分でインストールが完了しました。
マイデーターのイントール
抽出したマイデータをパソコン本体にインストールします。
ドライバーインストール
インストールが完了したら、DELLのホームページより
ドライバーやソフトをダウンロードしてインストールします。
Windowsアップデート
次にWindowsアップデートで最新のセキュリティ状態にします。
SSD設定
ハードディスクからSSDに取り換えているので、SSD専用の設定を行います。
修理最終起動確認
最後に起動確認を行います。
終了や再起動を繰り返します。
無線LANや有線LANの状態を確認します。
ウェブを回覧して不具合がないか?確認していきます。
アプリケーションを起動させて、不具合がないか確認します。
特に問題なく、快適に動いています。
これで本日の北九州市パソコン修理・データ復旧
「起動が重い DELL Inspiron 3585」の修理の完了です。