SSD換装|起動が遅い 富士通ディスクトップFH90/F3
SSD換装 起動が遅い富士通ディスクトップパソコンFH90/F3のパソコン修理作業になります。
お客様より依頼内容
2~3日前に画像編集ソフトをインストールした位から、起動速度が極端に遅く ログイン画面が表示されるまでに1~2分かかるようになった。
ホームページをみてSSD換装作業にすれば、起動が速くなるとみたので、それをやってほしい。
現象確認
持ち込まれたパソコンの電源を入れてみます。
ログイン画面までに1~2分かかるどころか、画面が表示されません。
再度電源を入れなおして やっと2分程度かかってログイン画面に入りました。
最初は、ソフトをインストールしたときからと話していたので、ウイルスでも混入したのかな?
そんな感じに思っていました。
でも、どうもハードウェアの故障の可能性が大です。
修理内容打ち合わせ
お客様の前で、クリスタルディスクインフォをインストールしては、ハードディスクの検査を実施してみます。
クリスタルディスクインフォの判定結果は、イエロー判定で不良セクターがあり 故障が進行しています。
お客様と相談して マイデータを外付けハードディスクに避難して、それからクローンを行う事にします。
データのバックアップの意味を含めて 新し外付けハードディスクを購入することにします。
クローンを行って 失敗するようでしたら SSDに新規にWindows11をインストールすることにします。
そうなった時、マイクロソフオフィスのインストールに紐づけされた、マイクロソフトアカント情報が必要になりますと伝えます。
修理開始
パソコンを回す
パソコンの裏側から作業開です。
180度回して裏側にします。
カバーを外す
場所は、左上部にある四角いカバーがあるので、取り外します。
その箇所は、メモリーがある場所で、CPUの吸入口にもなっています。
底面上部のフタを外す
裏面カバーを外すため、底面のカバーがあってネジが外せないので、写真位置のカバーを外します。
落下防止用のテープを張る
底面カバー上部から取りはずしたネジが、落下して本体にはいれば取り出しが困難になるので、ガムテープでカバーします。
裏面カバーのネジを外す
カバーを取り外す
ハードディスクを外す
ハードディスクに接続されているケーブルを外す
取り外したハードディスク
写真は、本体より取り外したハードディスクと今回用意した新SSDになります。
SSDを取り付ける
写真は、新品にSSDをマウンターに取り付けている写真です。
両面テープでは、弱いので、マウンターの金具に孔をあけています。
本体にマウンターを取り付ける
フタを外したついでに内部の掃除
ファンについた 汚れを掃除しときます。
クローン開始
外付けで既存のハードディスクをUSBで接続します。
USBブートで起動する クローンソフトを起動させます。
コピー元を外付けハードディスクに指定する
コピー先を本体に取り付けたSSDに指定する。
これで実施しましたが、どうも不良セクターが発生しているか箇所が、Windows11のシステム内部みたいで、読み込みに失敗して クローンができません。
新規Windowsインストール
クローンができないので、Windowsを新規インストールを実施します。
いったんローカルアカントをインストールを実施します。
少し前までは、簡単にWindows11のローカルアカントのインストールができたのに、対策されてマイクロソフトアカントが、絶対必要になっています。
それでも ちょっと工夫を行って Windows11のローカルアカントでインストールを完了させます。
ハードディスクから抽出していた、リカバリーに必要にアプリケーションやデバイスドライバーのソフトを抽出していので、それを使ってインストールします。
Windowsアップデートで最新のセキュリティーとドライバーなどをダウンロードインストールします。
アップデート完了ご マイデータの一部をパソコン本体にインストールします。
後日 お客様がパソコンを引き取りに来られた時に、一緒にマイクロソフトアカントログインして オフィスのダウンロードインストールを完了させます。
インストートが完了したら、オフィスを起動させてライセンス認証を完了します。
エクセルやワードを起動させて 動作に問題がないか確認します。
すべての起動 動作に問題がない事を確認して本日の北九州市パソコン修理・データ復旧 作業の完了です。