認識しなくなったMAC外付けハードディスク データ抽出
本日のパソコン修理は、認識になくなった MACパソコンの外付けハードディスクからのデータ抽出です。
購入してまだ1~2年程度しか使っていないハードディスクです。
メーカー名は、これになります。
普通に使えるMACのハードディスクでも MAC特有の HFS+でフォーマットされた物はWindowsで見る事はできません。
ただし 私の使ってる復旧ソフトでは、「MACのHFS+」や「Linuxのext4」などの多数のフォーマットに対応しています。
現状のハードディスクを検査する為、Windowsパソコンにつないでみます。
ハードディスクの管理からフォーマット形式が「RAW」になっています。
この時点の判定は、ただ ファイルシステムを認識する構造が破損した為、ハードディスクにアクセスできなくなっていると思われます。
この状況では、データはそのまま残っていて 抽出は可能かと判断できます。ただし 認識しなくなってから 幾度もアクセス中にハードディスクのUSBケーブルの抜き差しを行っているため、幾度の破損ファイルはあるかと思います。
外付けハードディスから中身を取り出して、データの抽出を行うことにします。
抽出はできても WindowsではHFS+のフォーマットが出来ない為、MACもWindowsも対応しているフォーマットにする必要があります。
そこで exFATでフォーマットする事にします。exFATは、WindowsでもMACでも読み書きができるフォマット方式です。
作業は、ケースからハードディスクを取り出して、復旧ソフトでデータの抽出をおこないます。
新しく購入してきた外付けハードディスクをexFATでフォーマットしてそこに復旧データを戻します。
一旦 外付けハードディスクをMACにつないで復旧データをMAC本体に吸い上げます。
吸い上げが終わったあと 外付けハードディスクをHFS+でフォーマットして、先ほど吸い上げたデータを外付けハードディスクにもどして作業の完了です。
外付けハードディスクのケースらディスクを取り出します。
すべてのネジが隠しネジになっています。
前面に黒いシールをはがせばネジが見えます。
左右2本にネジを外します。
ケースの上面を後部にスライドさせます。
するとこんな感じになります。
中からハードディスクを取り出します。
挿し込み端子を外せば取り出し完了です。
後は、このハードディスクを別のWindowsパソコンにつないで、データの抽出を行います。
データの抽出は、特にエラーは無くできました。
データをexFATにフォーマットした新しハードディスクに書き込みます。
書き込み完了後 MACパソコンにつなぎます。
普通に見えて 書き込みもできる状態ですが、一部復旧したデータがMAC上では見えません。
Windowsパソコンにつないで見てみるとすべてのデータは認識しています。
ここで データをDVDに焼いて書き込んでみる事にしました。
DVDに書き込んだデータは、マックでも認識しています。
認識できていないデータをDVDに書き込むことにしました。
これですべてのデータは復旧できましたが、これからの課題がのこりました。
数か月前までLinuxを使ってLANディスクの復旧は、マックのデータの復旧を行っていました。
その サバーに使っていたLinuxPCのハードディスクがクラッシュした為、サーバをWindowsに替えたばかりでした。
再度 近日中にLinuxサーバを構築してMACやLinuxのLANディスクのデータの復旧が速やかにできるようにします。