CPU交換 マザーボードBIOS更新
本日のパソコン修理は、CPU交換によるマザーボードBIOS更新作業になります。
経緯
今から4年前お客様から「今使っているパソコンでは、高画像写真の編集や修正に時間がかかりすぎているので、画像や動画がストレス無しにできるパソコンを作ってい欲しい」との依頼がありました。
自作パソコン製作
その時のCPUの選定は、AMD Ryzen7 3700Xを使ってパソコンを作りました。
当時の状況
その当時では、AMDのRyzenシリーズが大変人気で、マイクロソフトのメインストリームも、インテルシリーズから、Ryzenに切り替わっていきました。
選定理由
そんな経緯でAMDのRyzenシリーズを選びました。
Ryzenシリーズでは、その上の3800Xや3900Xなどありました。
3800Xは、3700XよりTDPが高く、爆熱CPUと言われてました。
コア数は同じで少しクロック数が高いだけで性能差は、2割増し程度なのでパスしました。
3900Xは、TDPは3800XとTDPは、変わらないいですが、コア数が多い分 余裕があり 3800Xほど発熱しないと言われてました。
ただし 値段がべらぼうに高く予算以内でおさまらないので、3700Xを選んだわけです。
TDPが低い3700Xは、リテールCPUクーラーでも冷えるといわれていました。
現在の状況
あれから4年も経過して AMDのCPUも3700Xから3700XT 次に5700X になって現在は、7700Xシリーズになっています。
アップグレードの選定
本来であれば、7000シリーズをチョイスすべきなのですが、7000シリーズからCPUソケットの使用が変わって、尚且つメモリーもDDR4からDDR5に代わっているので、今現状の資産がほどんど使えない為、5000シリーズでアップグレードする運びとなりました。
現状マザーボード
お客様のマザーボードは、ギババイトのX570 AORUS MASTERです。
x570のチップセットを搭載した 高価なマザーボードでRyzen3000シリーズの能力を最大限に引き出せる仕様となっています。
現状のBIOS
発売されて間もないマザーボードと言う事で、BIOSは初期のF3バージョンで一番初めのソフトウェアーになっています。
5000シリーズ対応のBIOS
現在のBIOSは、F37位まで出ていて、Ryzen5000シリーズを正規対応は、F30からソフトフェアーになっています。
要するに、今そのまま5000シリーズのCPUを取り付けても 正式対応でないので、認識しないや不具合がでると言うことです。
本来であれば、危険と伴うBIOSのアップグレードは、したくなのですが、現在のBIOSバーションでは、5000シリーズは、未対応なのでやるしかありません。
とりあえずは、正規対応であるF30までアップグレードします。
その後、Windowsを起動させて問題なければ、F36までアップグレードすることにします。
現在のBIOS確認
現在のBIOSは、購入時一番最初のF3になります。
BIOSダウンロード
ギガバイトのホームページよりRyzen5000シリーズ正式対応のF30をダウンロード
USBメモリーにBIOS保存
ダウンロードしたBIOSを解凍してFATにフォーマットしたUSBメモリーに保存する。
BIOS更新
BIOSを入れたUSBメモリーをパソコンに挿してBIOSを起動させます。
BIOS内にあるQーFLASHを起動させてBIOSを更新します。
約5分程度で更新が完了して、再起動します。
更新後の確認
更新後BIOSを起動させて 確認します。
F3からF30に更新されています。
確認が終わったら、BIOSを終了させて Windows10を起動させます。
通常起動後 特に問題なく各デバイスの動いているし フリーズなどの問題もないみたいです。
BIOS F36に更新
こんな感じで再度 BIOSの最新版 F36をダウンロードして、解凍後USBメモリーに保存してBIOSの更新を再度行います。
前回と同じ要領でF36の更新を行います。
F36に完了後です。
次回は、CPU交換作業のブログになります。
本日の北九州市パソコン修理・データ復旧作業ブログの完了です。