データ復旧・抽出|NEC一体型ディスクトップPC
本日のパソコン修理は、NEC一体型ディスクトップパソコン PC-VN770LS6Rのデータ復旧・抽出作業になります。
お客様より 「Windowsが起動しなくなったので見てほしい、パソコン内部にあるデータがどうしても必要なので取り出してほしい」との事での作業依頼です。
パソコンを診断してみると、電源は入るから ハードディスクの故障が考えられます。
お客様から 詳しく話を聞いてみると スタートアップの修復画面が出たので、数回実行したがダメでしたとの事です。
よくあるのが、自分で解決しようとして出来ないで、持ち込まれたときには時すでに遅し、ハードディスクが完全に逝かれた状態で持ち込まれ事があります。
ハードディスクの故障が考えられる時は、少しでも早く持ってくればデータ復旧・抽出が高まります。
負荷のかかる スタートアップの修復やチェックディスクの実行などは、ハードディスクの物理故障でない事を確認して実行しないとデータ抽出ができなくなってしまいます。
今回のケースでは、まずハードディスクを取り出して、検査してデータ復旧・抽出を最優先で行います。
ハードディスクの取り出し方法を説明します。
パソコン本体を裏返します。
最初に写真位置のメモリーがある個所のカバーのネジを外します。
ネジを外したらカバーを取り外します。
カバーを外した状態です。
次に裏側から見えるネジすべてを外します。
すべてのネジを外したら、写真のようにスタンドを掴んでカバーを外します。
カバーを外したら、ハードディスクを固定しているマウンターのネジを外します。
マンタ―と一緒にハードディスクを外した状態です。
次にマウンターからハードディスクを取り出します。
側面にある4本のネジを外します。
マウンターからハードディスクを取り出した状態です。
取り出したハードディスクを検査してみます。
診断結果は、物理的に損傷しています。
この状態からデータの抽出を行います。
結果 370GB量のデータを無事 抽出する事ができました。