BIOSの起動画面が出ない自作パソコンの修理
本日のパソコン修理は、BIOSの起動画面が出なく、Windowsが起動しない自作パソコンの修理です。
早速診断です。
まずは、AGPの出力 アナログ端子からモニターにつないで起動してみます。
CPUのファンは、回っているがハードディスクは起動していません。
状態としてマザーボードは、通電している。でもマザーボードが起動していない。
次は、デジタル端子につないで試してみます。
症状は、変わらず 通電はしているが、マザーボードは起動していません。
この時点での診断結果は、マザーボードの故障が可能性が一番怪しい状態です。
通常、メモリーやCPUなどの取り付け部品が故障や取り付け不良の場合でも、マザーボードは、立ち上がりBIOSの画面まででます。
次は、各部品を取り替えて 検査していきます。
今回のCPUは、AMD A4-3400で、私の手持ちA8のCPUをもっているので、取り替えてみます。
まずはCPUファンを取り外します。
CPUファンの電電コネクターを外します。
写真に写っているレバーを倒して ファンと CPUとり分離させます。
ファンを取り外した状態です。
ここで注意してほしいのは、CPUとファンをグリースで取り付けていますが、グリースが固着してなかなかファンが外れない時があります。無理やり引っ張らず、ゆっくりとはずしていってください。
下手するとCPUごとスッポリはずれて、CPUのピンが曲がったりするのでここでは、慎重にやってください。
次にCPUが固定されているので、写真で見て CPUの下に映っているレバーを緩めます。
緩めた後、CPU本体を真上にまっすぐ持ち上げれば、外れます。
次は、取り付けになりますが、取り外したときの状態を見ていただければ、わかりますが、取り付ける方向記号がありますので、確認して取り付けてください。
取り付け完了後、起動してみます。
しっかりBIOSの画面まで出てきました。
パソコン修理では、いろんなパターンの故障の症状があります。一つの事にとらわれないで、基本となるすべてのデバイスを、一つ筒取り替えて故障原因を探ってください。