第二世代CORE i 5 CPUグリース再塗布
本日のパソコン修理は、砂時計が出たまま作業ができなくなったりソフトが落ちたりするノートパソコンの修理です。
上記症状で困っていると言う事で、パソコンを確認してみました。
結果 CPUがある付近のところが異常に熱く CPUが熱で能力低下しているみたいです。
CORE TEMPをインストールして CPUの温度を確認してみます。
アイドリング状態で70°位上がっていました。
年代からして CPUファンがしっかり回っていないか? CPUグリースがカラカラでなっているかと思います。
中身を空けて確認してみます。
作業は、パソコンを裏返して作業開始です。
まずは、バッテリーを取り外します。
次に 裏側から見えるねじすべて取り外します。
写真位置のカバーを確認して外します。
すると キーボードを固定しているねじがあるのですべて外します。
するとキーボードが取り外せます。
写真を撮り忘れましたが、上蓋を固定しているねじ左右各3本あるので、ヒンジを固定しているネジを外します。
マザーボードにつながっている、液晶パネルの線をを外します。
鉄板を固定しているネジをすべてはずします。
すると、中身までアクセスできます。
CPUファン CPU冷却フィンを CPUを取り外します。
CPU冷却フィンとCPUの写真ですが、グリースがカラカラの状態です。
カラカラになったグリースをすべて取り除き 表面をきれいな状態にします。
自作パソコンで超有名なCPUグリース ネコグリースを塗布します。
このグリースは、熱伝導率が高く 少し高価ですが、こんな状態のパソコンに最適なグリースだと思います。
CPUとフィンをもとに戻します。
ファンもエアーブローしてきれいにします。
ばらした逆の手順でパソコンを組み立てます。
組み立てが完了したら 電源を入れてCORE TEMPで温度を確認します。
温度は40°前後でしっかり冷えています。
最後の仕上げてして 長年たまった不要ファイルをレジストリエントリーの整理と除去を行います。
再起動後 固まって 落ちていたソフトを起動させて確認してみます。
砂時計で止まらなくなり ソフトも正常に起動しました。
これで、問題はないかと思いますが、念のために現場で動作確認をお願いします。
現場での操作も問題なく スイスイとパソコンが起動できたことを確認できました。
10年程度経過したパソコンですが、購入時まで行きませんが、かなり快適にパソコンが動いています。
問題が無いことを確認できたので、本日の北九州市パソコン修理・データ復旧に完了です。