操作中にブルー画面になるDELLノートPC
本日のパソコン修理は、「起動後 ちょっとした操作中にブルー画面になるDELLノートパソコン」の修理になります。
お客様からの情報
お客様より昨日使用途中に突然とブルー画面になったので、電源を落として翌朝 電源をONにして通常に起動出来たと思ったとたん、またブルー画面になったと言う事です。
パソコンには、たくさんのアプリや会社のデータがあるので、できる限り現状の状態で再度使用したいとの事です。
修理検討
電源を入れて状況を確認したいのですが、起動ドライブの故障も考えられるので、電源を入れる事は避けて 起動ドライブを取り出してから、修理を検討したいと思います。
故障原因調査
通常このような 現象だと 起動ドライブかメモリーの不良が考えらます。
最初に起動ドライブを取り出してみます。
取り出したSSDを検査してみると、特に問題なく故障もありません。
突然のブルー画面と言う事なので、次に考えられる故障原因は、メモリー不良です。
起動ドライブを取りはずした状態で メモテスト+86で検査してみます。
検査結果は、メモリーにエラーがありました。
ここから メモリー交換を実施します
メモリー交換開始
パソコンを裏返して 裏面に見えているネジをすべて外す。
光学ドライブを外す
光学ドライブを引っ張って外します。
隠しネジを外す
光学ドライブの隠れたネジがあるので忘れずに外す。
フタを外す
隙間に薄いへらを差し込んで、裏フタのラッチを外す。
フタを外した
写真は、フタを取りはずした状態です。
メモリー交換前
現状は、4GB×1枚=4GBのメモリーです。
空きスロットル一つあります。
メモリー交換後
メモリーを交換後の写真です。
4GB×2枚=8GBになりました。
修理前のメモリーの状態は、4GBで タスクマネイジャーで見てみると OSで約80~90%近く使用されていました。
この状態だと、エクセルなりワードなり起動させると、メモリー使用率がすぐに100%に達して、すごく重く動いていました。
今回 お客様にお話しして メモリーの交換と増設を提案していました。
メモリーを8GBにアップしたことで、パソコンが見違える程 速くなっています。
いままでは、電源を入れて完全に立ち上がるまでに、メモリーが100%に達していたので、遅かったのですが、メモリーに余裕が出来たので、立ち上がり時間も速くなりました。
いままでは、使用中は、常に100%使用率でメモリーを使っていたので、負荷がかかりすぎて 故障の原因に一つだと思います。
Windows10の64bitは、最低メモリーは8GBは、必要かと思います。
欲言えば16GBは、あった方が良いですね。