TOSHIBA dynabook電源が入らない
データ復旧 TOSHIBA dynabook電源が入らない データ抽出作業になります。
お客様依頼内容
数日前から 電源スイッチを入れても電源が、入らなくなったノートパソコン見てほしい
データ抽出優先で、修理可能であればパソコンも再度使用したとの事です。
現状検査
持ち込まれたパソコンの電源を入れてみます。
電源を押しても反応しません。
ACアダプターの故障も考えられるので、テスターで検査してみましたが、しっかりと19Vで反応しています。
細かい検査は、後にしてデータ抽出作業を開始します。
作業方法検討
まずは、パソコンを開封して内蔵ハードディスクを取り出します。
取り出したハードディスクを別のパソコンにつなで、データの抽出を行います。
データ抽出しながら、パソコン本体の詳細検査を実施したいと思います。
パソコン本体修理開始
パソコンを裏返す
ここから作業開始になります。
バッテリーを外す
写真は、バッテリーを外した写真になります。
この状態ですべてのネジをはずします。
光学ドライブを外す
光学ドライブを引っ張りだしている写真です。
裏面カバーを外す
すべてのネジが外れているので、裏面カバーを外れる状態です。
ハードディスクを外す
カバーを外したら ハードディスクの取り出しをおこないます。
S-ATA兼電源ケーブル一体にケーブルをはずします。
固定しているマウンターを外してハードディスクと取り出します。
データ抽出
取り出したハードディスクを別のパソコンにUSB接続でつないで マイデーターの抽出をおこないます。
データは、エラーは無く無事抽出できました。
パソコン本体検査修理
パソコンリセット
パソコン本体は、メモリー 光学ドライブ無線カード ボタン電池を外してリセットしました。
ボタン電池の残量も少なかったので、取り換えて メモリーを取り付けます。
バッテリー無しの状態でACアダプターを取り付けてみます。
電源を入れてみます。
電源をランプが付きました CPUファンもまわりだしました。
でも 画面はつきません
次にメモリーを取り換えてみます。
電源をいれてみます。
やはり 状況変わらず 電源ランプはついて CPUファンも回っているが、画面はつきません。
のこる故障原因は、CPUの故障かマザーボードの故障になります。
この先の修理は、高額になるので、お客様と相談してみます。
このパソコン自体Windows11サポート外で、来年の9月か10月にWindows10のサポート終了で買え替えになります。
高いお金を出して しない方がよいのでは?とアドバイスしてみました。
お客様も納得して 新しいWindows11のパソコンを自分で購入することになりました。
すこしでも お客様の出費を少なくなるようにアドバイスするのが、私たちの使命かと思います。