DELLディスクトップPC 起動修復画面 起動しない。
本日のいパソコン修理は、電源投入して起動回復画面がでてWindowsが起動しないDELLディスクトップの修理です。
お客様より 「昨日まで普通に使っていたが、今朝 真っ黒い画面のまま起動しなくなったので、電源を強制終了したら、ブルーの画面にWindowsの回復画面がでて起動しなくなった。」ということです。
パソコンの使用用途は、機械加工でのNCのプログラムを組むのに使っているパソコンなので、マイデータの抽出を事前に行ってからの修理になります。
作業方法として パソコン本体からハードディスクを取り出して、必要データをサルベージします。
データの抽出が完了したらWindows回復画面からスタートアップの修復を行って完了したら、SSDにクローン作業をおこないます。
Windowsの修復ができない場合、起動しない状態でSSDにクローンを行ってみます。
もし そこからWindowsの修復ができたらいいのですが、できない場合はWindowsをSSDに新規インストールを行って、抽出したマイデータをパソコン本体に戻します。
それでは、ハードディスクの取り出しを行います。
作業は、パソコンの左側のサイドパネルを取り外して作業を行います。
次に右上の黒い部分が光学ドライブになります。
その下にハードディスクがあるので、光学ドライブを外します。
ハードディスクがあるマウンターが見えてきました。
青いブルーのレバーを左方向にスライドさせて、ハードディスクをマウンターごと取り外します。
マウンターごと一式ハードディスクを外した状態です。
次にマウンターからはハードディスクを取り外します。
取り外したハードディスクを別のパソコンにUSB接続でつないで、データの抽出を行います。
このハードディスクの状態は、クリスタルディスクインフォで黄色の注意勧告の表示になっています。
使用時間も1万5千時間を超えていて 再利用するこはできません。
データの抽出が完了したら、一度パソコンにハードディスクを取り付けて、Windows回復画面からスタートアップの修復を行ってみます。
速攻で修復に失敗しましたと出ます。
次に システムの復元を使って正常起動していた状態にもどしてみます。
これも Windows10のバージョンアップ途中だったと思われ、復元ポイントはすべてなくなっています。
サイドハードディスクを取り出して、起動しないままのハードディスクをSSDにクローンしてみます。
これもクローン途中で止まってしまいます。
SSDをパソコン本体に取り付けて、Windowsの新規インストールを行うことにします。
インストール事態 1時間もあれば完了します。
預かった書類より マイクロソフトアカント情報を入力してインストールを完了させます。
マイクロソフトアカントよりオフィスのダウンロードを行ってインストールを完了させます。
Windowsアップデートで最新のセキュリティー状態にします。
事前に抽出したマイデータをパソコン本体に戻します。
マイクロソフトアウトルックのメールアカントの設定を行います。
メールデータをインポートして過去のメールを復元します。
こわれたハードディスクのプログラムファイルとディスクトップにあるショートカットを頼りに、必要なアプリケーションをわかる範囲でインストールを行います。
ハードディスクからSSDに取り替えたので、SSDに特化した設定を行います。
デバイスマネイジャーを見て未インストールのデバイスが無いか確認します。
起動確認の為、再起動を繰り返したり Web回覧やアプリケーションを起動させて不具合が無いか確認していきます。
パソコン名やローカルアカントの設定を行います。
これですべてのパソコン修理と設定の完了です。