Windows7から10にアップグレード直後に起動しなくなったLIFE BOOK A550/5B
本日のパソコン修理は、Windows7から10にアップグレード直後に起動しなくなった 富士通ノートパソコンのシステム復旧とSSD換装作業です。
まず、現状の状況確認です。
電源を入れて 富士通のロゴマークがでる。
Windows10のロゴマークが出てすぐに問題が発生して起動できませんと表示される。
まもなくして再起動が始まって、スタートアップ起動修復作業が始まります。
少したってスタートアップ起動修復に失敗したと表示されます。
回復モードの詳細にて システムの復元を行ってみます。
するとシステムの復元ポイントがありません。
表示されます
今度は、自動バックアップファイルでの システムの復旧を行ってみます。
バックアップファイル・・・で回復ディスクで再実行してくださいと表示される。
次に回復ディスクをつかってboot起動して回復モードより バックアップファイルに復元をやってみると
元のOSとバックアップファイルは、64ビットと32ビットの相違がある為、復元できませんとでます。
再度 スタートアップ起動修復を行ってみると、失敗した旨が表示されます。
Windows10のインストールディスクで上書きインストールするにも、OSが動いていないのでできません。
お客さまと相談した結果、ハードディスクをSSDに交換したうえで、Windows10の新規インストールを実施する事になりました。
まずは、ハードディスクを本体より取り出して、マイデータの抽出を行います。
作業は、パソコン本体の裏側より行います。
最初にバッテリーを外します。
写真位置のバッテリー固定スイッチ2か所を解除します。
バッテリーを持ち上げて外します。
次に 左下位置にハードディスクが収めてあるので、2本のネジをはずします。
ネジを外したら カバーをめくります。
カバーを外したら ハードディスクが見えます。
ハードディスクを固定しているネジ2本を外します。
ネジを外したら その状態で左方向にスライドさせて ソケットから抜いて持ち上げて取り出します。
ハードディスクの付いている固定金具を外します。
写真左が既存のハードディスクで右にあるのが、今回新しく取り付けるSSDになります。
先ほど外した固定金具をSSDに取り付けます。
金具を付けたSSDをパソコン本体にもどす。
後は、カバーを閉めて バッテリーを取り付けます。
取り外したハードディスクは、別のパソコンにつないでマイデータの抽出を行います。
SSDを取り付けたノートパソコンに、Windows10のディスクを使ってインストールを完了させます。
SSD特化した設定を施します。
先ほど抽出したマイデータをノートパソコン本体にもどします。
後は、更新プログラムを最新の状態にアップデートを行います。
完了後 動作確認を行います。
特に問題なく 快適に動いています。