起動途中で止まる LIFE BOOK AH53/EA
本日のパソコン修理は、起動途中で止まって動かなくなる 富士通LIFE BOOK AH53/EAのシステム修復とSSD換装作業です。
現象確認として 電源を入れてみます。
電源ランプ HDDアクセスランプ バッテリー等のランプは、点灯 点滅しています。
Windows10のロゴ画面がでて 砂時計が止まったままで userログイン画面が出ません。
ハードディスクに異常があると考えられます。
Windowsが動かないので、マイデーターの保護最優先します。
ハードディスクを外して直接抽出します。
その際 ハードディスクの損傷状態も確認します。
結果を見て 作業方法を検討するとします。
ハードディスクの取り出しを行います。
作業はノートパソコンの裏面より開始します。
バッテリーを取りずします。
写真位置のスライドボタンを動かします。
バッテリーが浮き上がるので手でつかんで外します。
裏面写真の左下にハードディスクが収められているます。
写真位置のネジ2本を外します。
写真位置のクボミに爪を引っ掛けて カバーを外します。
写真は、バッテリーとカバーを外した状態です。
写真位置のネジを外します。
ハードディスク全体を写真のように 左方向にスライドさせます。
挿し込み口から外れたら、ハードディスクを掴んで取り出します。
外したハードディスクの固定金具を写真の用に外していきます。
ハードディスクから固定金具を外した状態です。
次に外したハードディスクを別のパソコンにつないで、マイデーターの抽出を行います。
ハードディスクの状態を確認します。
クリスタルディスクインフォで、検査してみると イエロー判定で、注意勧告が出ています。
使用時間は、約1万時間使われて 取り替える時期でもあります。
パソコンの年代から判断すると 電源を入れっぱなしで使っていたと思います。
作業方法として まず外したハードディスクを新しく購入したSSDにクローンします。
無事にクローンが完成すれば、破損ファイルが無いということで、スタートアップの修復やシステムの復元で元の状態の戻る可能性が出てきます。
最悪の場合 リカバリー領域から購入時に状態に戻します。
クローンが出来なければ、Windowsの新規インストールになります。
別のパソコンにUSB接続でつないで、クローンを行います。
結果 エラーがなくクローンが完成しました。
写真は、左にあるのが既存のハードディスクでクローン元になります。右にあるのが今回新しく購入した クローン先になるSSDです。
クローンが完成したSSDに、先ほどハードディスクから外した金具を取り付けます。
金具を取り付けたら パソコン本体に戻します。
後は、カバーをとりつけて ネジを閉めます。
電源をいれて起動してみます。
すると すんなりログイン画面が出て Windowsが起動しました。
システムのエラーチェックを実施しておきます。
すぐにSSDに特化した設定を施します。
再起動後、パソコン動作確認を念入りにチェックしていきます。
問題が無いので、本日のパソコン修理の完了です。