Lenovo 3000 C Senes HDD取り出し
本日のパソコン修理は、「Lenovo 3000 C Senes 」一体型パソコン のハードディスクの取だしとデータの抽出作業です。
このパソコンは、電源を入れても 画面が映らなくなってからの修理依頼です。
当初は、「数日前からハードディスクから ガリ々音がしていたので、ハードディスクの故障ではないか?」とのお客様からの情報でした。
まずは、ハードディスクを外してみて 電源をいれてみて 画面が映ればハードディスクの故障の可能ですが、通常このパターンでは、マザーボードの故障の可能性がほとんどです。
しかしながら、一部の機種では、デバイスの故障によって画面が全く映らない事もあったので、ハードディスクとメモリーを取り替えて確認してみます。
まずは、ハードディスクの取だしを始めます。パソコンを裏返して 写真位置にある メモリー位置のカバーのネジ1本を外します。
つぎに 外周に止めてあるねじ すべてを外します。
外周すべてのネジを外したら、パソコンを表に返します。このパソコンは 表のの画面の液晶などを外してハードディスクの取だしを行います。
写真のように ヘラ等を隙間に差し込んで、外周カバーを外します。
すこし 力を入れないと 止めがはずれないので、慎重に外していきます。
次に液晶を固定しているネジ4本を外します。
すべてのネジを外したら 液晶を持ちあがて 写真のようにずらしておきます。
液晶画面の真下にハードディスクが有るので、写真のように 電源ケーブルと通信ケーブルを外します。
次に 写真位置のネジを外します。
ネジを外したら 左方向にスライドさせて ケースごと 本体よりとりだします。
本体からケース事取り外した ハードディスクです。
ケース廻りのネジ4本をはずします。
ケースとハードディスクを分離します。
液晶やスタンド等を最小限にもどし取り付けて ハードディスクを外した状態で電源を入れてみます。
状況変わらず 画面が映りません。
メモリーを別の物取り替えて 再度確認しましたが、状況変わらず 画面が映りません。
この時点でマザーボードの故障と確認します。
お客様と相談して データのバックアップをすることになりました。
先ほど取り外したハードディスクを 別のパソコンにつなぎます。
ハードディスクの状態を確認すると、連続稼働時間が1万時間超えてはいますが、こわれているわけではありません。
デスクトップにあるデーターをデジカメのJPGデータ 音楽データなどを、抽出します。
お客さまに データの確認をしてもらい 本日のパソコン修理に完了です。