Windows更新中 強制終了で起動しなくなった
本日のパソコン修理は、「windows更新中に強制終了して起動しなくなった、
インテル第3世代CORE i 7 DELL ディスクトップ」のパソコン修理になります。
お客様情報
Windows更新が、なかなか進まないので 電源を落としたら その後 回復画面からスタートアップ修復動作に入って「修復失敗」で、同じこと繰り返してWindowsが起動しなくなった。
現状確認
電源を入れて確認してみると、回復画面がでてスタートアップ修復から失敗して起動しません。
そこから システムの復元を行ってみました。
すると「管理者権限がないので実行できません・・・」と表示されて実行できません。
インストールUSBメモリーを使って回復モードを実行してみます。
これでやると システムの復元は、実行できました。
ただし システムの復元を実行しても最終段階でエラーになって失敗します。
どの復元ポイントを使っても同じ状態です。
作業方法検討
システムの復元が失敗するので、とりあえず起動ドライブを取り出して、マイデータの抽出を行ってから作業を進めていきます。
その時に起動ドライブの損傷状態をみてみます。
起動ドライブ取り出し
パソコンを横にする
作業は、パソコンを寝かせてから作業を開始です。
側面のカバーを外す
レバーを引いて側面のカバーをはずします。
光学ドライブを外す
電源ケーブルとS-ATAケーブルを外す
青いレバーを押して内側にひっぱて光学ドライブを外す
写真は光学ドライブを外した状態です。
起動ドライブを外す
ドライブをマウンター事一括で外す。
起動ドライブは256GBのSSDが、換装されています。
メーカーは、中華製品と思われます。
このSSDを別のパソコンにつないで、マイデータの抽出をおこないます。
すべてのマイデータを抽出完了しました。
SSDの中には、エラーチェック後の避難ファイルがありました。
SSD状態チェック
すべてのデータ抽出できたので、SSDの状態を確認すると、正常範囲で表示されています。
ただし 書き込み総量などが表示できないので、絶対安心ではないのですが、一応正常範囲なので、フォーマットして再利用することにします。
Windowsインストール
SSDをフォーマット後 パソコン本体にSSDを戻して作業開始です。
USBインストールメディアをポートに差し込みます。
電源を入れてます。
USBブートからインストール開始になります。
30分程度でインストールが完了します。
Windows更新
インストールが完了したら、Windows更新で最新のWindows10にします。
Windows更新が完了したら その他のアップデートでドライバー等のインストールを実施します。
ドライバーのインストール
インストールが完了したら、デバイスマネージャーを開いて 未インストールのデバイスがないか確認します。
IDE ATA/ATAPIコントロールが windows標準のSATA AHCIになっているので、DELLのホームページに入りドライバーのダウンロードおよびインストールをおこないます。
インストールが完了したら、再起動を行います。
再起動後 ドライバーが変わっているか?確認します。
SSD設定
Windowsを新規インストールを行っているので、SSD専用の設定をおこないます。
※デフラグを自動実行を停止なで その他
マイデータインストール
事前に抽出していたマイデータのインストール行います。
これまた110GB位あり おまけにUSB2.0のポートしかないので、結構時間がかかりました。
動作確認
マイデータのインストールが完了したら、不具合がないか 動作の確認をおこないます。
再起動や起動を繰り返します。
インターネットに接続して 問題が発生しないか確認していきます。
ランダムのソフトを起動させて 再度不具合が発生しないように こちらでWindows更新
を完了させます。
特に問題がない事が、確認できたので 本日の北九州市パソコン修理・データ復旧
「windows更新中 強制終了で起動しなくなった」修理の完了です。