M.2 SSD換装|HPディスクトップPC
本日のパソコン修理は、HPディスクトップパソコンの M.2 SSDの換装作業になります。
私が保守管理しています代表のPCパソコンが、起動ドライブが劣化している事が、先週の定期保守でわかりました。
今スグに起動しなくなるレベルでは無いのですが、仕事につかる高価アプリケーションたくさんインストールされていて、蓄積された会社関係の大事なデータがある為、速めの対策として日を改めて起動ドライブのSSD換装作業をする事になりました。
まずは、事前にM.2のSSDを事前に調達してから作業開始です。
まずは、既存の環境をそのまま新しいSSDに複製します。
本来であれば、動いているパソコンなので、クローンソフトをインストールしてクローンを始めるのですが、M.2のSSDが劣化しているので、別のパソコンにつないでクローンをつくりました。
M.2のUSB変換アダプターにつないでクローンを始めます。
SSDは、M.2のNVMEになり TYPE CのUSB同士でつないで、高速にクローン作業ができます。
ものの10分程度でクローンが完了しました。
クローンが完了したら、パソコンのサイドパネルをは外して、既存のM,2のSSDをとりはずします。
写真に見えるのが、起動ドライブでWindows10がインストールされているM.2のSSDになります。
現状の付け方を見ると、M.2にヒートシンクが付いていません。
M.2のSSDには、本来ヒートシンクを付けて冷却をしないと、サーマリングスロットの保護機能が働いて、速度が遅くなります。
ヒートシンクを取り付けていないで、使い続けた結果 通常よりM.2のSSDの劣化が早かった可能性もあります。
今回は、それ事を踏まえて、新しいSSDには、冷却ヒートシンクをとりつけました。
左にあるのが、取り外したM.2のSSDで右にあるのがヒートシンクを装着したM.2のSSDになります。
既存のM.2のSSDの場合、クリスタルディスクインフォでの温度は、約55°でした。
ヒートシンクをつけた場合35°で約マイナス20°下がっています。
実際ヒートシンクを付けただけでは無く 6cm程度のファンを追加して、直接ヒートシンクに風があたるように改造しています。
これの効果がでかく マイナス20°までの効果が出ました。
クローンの方は、問題なくできていました。
後は、起動や終了やWEb回覧など繰り返して、動作確認をします。
SSDの温度上昇具合を見たかったので、クリスタルディスクマークをインストールして負荷をかけてみました。
結果65°程度まで上がりますが、すぐに温度がさがっているのが確認できました。
問題がない事が確認できたので、本日のパソコン修理・データ復旧作業の完了です。