NECLavie LS150/B 起動しいPC修理
本日のパソコン修理は、スタート修復画面がでて 起動しなくなった NECノートパソコンLavie LS150/B の修理です。
修理依頼前に数回の修復作業と強制終了をおこなったみたいで、ハードディスクのダメージをを考えると 最優先にマイデータを取ってから 作業をすることにします。
ハードディスクの取り出しを行います。
ノートパソコンを裏面にします。
この年代のNECのノートパソコンは、バッテリーを外せばすぐに見える場所に、ハードディスクがあります。
バッテリーの取り出しは、左右の開閉スライドボタンを動かしてバッテリーを手前に引っ張ってとりだします。
右のスライドボタンをうごかします。
左のスライドボタンを押さえた状態でバッテリーを外します。
バッテリーを外して側面からみた写真です。
透明のフィルムが見えますが、これがハードディスクです。
ハードディスクを固定しているネジ2本を緩めます。
先ほどの透明のフィルムを引っ張ってハードディスクを外します。
下記 写真の右にあるのが、既存のハードディスクで 左にあるのが今回新しく取り付ける、240GBのSSDです。
既存のハードディスクを別のパソコンにつないで ハードディスクの状態を確認します。
やはり 数回のスタートアップの修復作業と強制終了でのダメージがひどく 「フォーマットされていないハードディスク」と認識されます。
ハードディスクには、あらたに始めた事業の貴重なデータがあるので、サルベージを行います。
特殊ソフトを使ってデータの抽出を行いました。
マイデータの部分は、ハードディスクの損傷がないみたいで、エラーが無く抽出できました。
ハードディスク全体が損傷しているため、リカバリー領域からの初期化作業はできません。
リカバリーディスクも作っていません。
SSDを装着してWindowsの新規インストール実施します。
ハードディスク内に保存されているドライバーと初期にインストールされるアプリケーションの格納フォルダのバックアップを取っておきます。
裏面にかかれているライセンスキーを控えで写真に撮っておきます。
写真でとって置けば、拡大表示ができるので 8とBの見間違いがなくなります。
Windows7のインストールディスクを使って インストールを行うわけですが、メーカー製のパソコンにはWindows7のインストールディスクは付属していません。
インストール作業中にライセンス番号の入力を求められますが、そこで入力しないでインストール作業が完了してからライセンス番号を入力して認証を行います。
ライセンスに認証に注意することは、先ほど文章の中であった 8とBの見間違いがよくあります。
ライセンスの認証が終われば、各種ドライバーのインストールを行います。
ここですべてのデバイスが認識してくれればいいのですが、認識しないのもあります。
いったんここで Windowsアップデートをおこないます。
アップデートの注意として、重要な項目以外にすいせんする項目も選んでください。
そうすれば、先ほどインストールしたドライバーを最新の状態にしてくる事もあるし 認識していないデバイスのドライバーもインストールされる事もあります。
アップデートは、7の場合SP1以降で約250項目くらいはあります。
すべてのアップデートを完了させます。
あとは、先ほどバックアップしたマイデータを復元します。
各種ドライバーとアプリケーションのフォルダをもどします。
ひつよなアプリケーションのインストールを行います。
あとは、動作確認をおこない 各種設定を施します。
問題が無ければ これで作業は終わりです。