自作パソコンWindows7の入れ替え
本日のパソコン修理は、『不安定で遅い 自作パソコンのWindows7の入れ替え』作業です。
『数年前に作った自作パソコンを復活させて、今使っているWindows XPパソコンと入れ替えてほしい』との依頼です。
元ののOSは、同じくWindows7で 動いていますが 動きが遅いパソコンです。
Windows7のインストールディスクやプロダクトキーなど、元いた従業員が管理していて どこにあるかわからないと言うことなので、プロダクトキーの抽出を行います。
プロダクトキーの抽出が終われば、パソコン内部の状況を確認します。
マザーボードはちょっと古めで、ハードディスクを パラレル接続でつないでいます。
でも光学ドライブは、シリアル接続でつないでいます。
ハードディスクを パラレルより高速なS-ATAのハードディスクに交換です。
この状態でWindows7のインストールを始めます。
手持ちのWindows7のメディアを使います。
特に問題なくインストールが進んで行きます。
インストールが完了するとユーザー情報を入力していきます。
数回の再起動を繰り返して通常に、Windows7が立ち上がってきます。
この状態でイーサーネットカードは、認識して使える状態なので、ここでライセンスの認証を済ませます。
先ほど抽出したプロダクトキーを入力して ライセンスの認証を始めます。
数分で認証が終わります。
次は、Windowsアップデートをおこないます。
この時点で、認識されていないデバイスが数個あります。
Windowsアップデートを行うことに事により 認識する可能性もあります。
アップデートを行う前に事前に アップデートの不具合「時間がかかるや終わらない」などの不具合を解消するため、修正プログラムKB3138612を事前にインストールをおこないます。
SP1以降の修正プログラムは、約200程度あります。
この状態で 数時間放置して 更新作業を終わらせます。
数回の再起動とアップデートが終われば 次にまた新しいアップデートなどがあり 数回のアップデートを繰り返します。
この時点でデバイスを認識していないものは、ビデオカードだけになりました。
いったんここで電源を落として ビデオカードを外して 搭載されているビデオチップを調べます。
Webより ビデオチップに記載されている 英数字を入力して 該当のドライバーをダウンロードします。
無事ダウンロードからインストールまでおわれせれば 完了までもう少しです。
XPパソコンからマイドキュメントの写真やテキスト メールアカント設定やメールデータのバックアップなどを行います。
抽出したマイデータを新しくインストールしたWindows7マシンに移して 本体を入れ替えます。
これですべての作業は完了です。
本日のパソコン修理のポイントは、プロダクトキーの抽出とパラレル接続からシリアル接続にハードディスクを交換したことです。
プロダクトキーの抽出は「Speccy」をつかっています。
ハードディスクの検査は「クリスタルディスクインフォ」を使っています。