水没Link Station LS220DNBデータ復旧
本日の北九州市パソコン修理・データ復旧ブログは、「水没Link Station LS220DNBデータ復旧」のデータ抽出作業になります。
依頼内容
お客様より「かなり水にぬれた NAS ハードディスクの
データの復旧をおねがいしたい」と依頼でした。
水に濡れたハードディスクからのデータ抽出は、ほぼ無理と思いお断りしましたが、
ひょっとして 外のケースだけ濡れて 中身は大丈夫の場合があるので、診断することにしました。
診断結果 当社でのデータ抽出は、無理と判断した場合 料金は一切頂かないようにしています。
ただし 当社でできると判断してやったは見たが、必要なデータが取れなかった場合、
データの引き渡し無しで、検証費として少額の料金を頂くことにしています。
持ち込まれた実際のNAS
上記の写真を見ると、泥水が中まで入っています。
お客様によく話を聞いてみると「8月の集中豪雨で、事務所が腰下まできて浸かって
Link Stationおろかすべての電子機器が水浸しになった」と言うことでした。
これを見てさすがに データの抽出は無理だろうと思いました。
実際 自分に依頼する前に、何社かに聞いてみたが、すべて断れたと言うことでした。
無理だろうと思いつつ 2台あるハードディスクの内1台を
別のパソコンにUSBで接続してみました。
接続後 少し間があって「ピュ」とハードディスク
を認識を始めた音が聞こえました。
ひょっとして 通電してる?そんな思いで、復旧ソフトを起動させてみると、
ハードディスクとして認識してました。
当然 認識だけで ハードディスクの中身は見えません。
残りのハードディスクも別のパソコンに接続してみました。
同じように中身は、見えたいないが、ハードディスクとして復旧ソフトが認識しています。
NASの初期設定は、RAID1のミラーリングになっているので、
どちらか一台のハードディスクからデータ抽出できれば 抽出完了になります。
ただし 初期設定の段階でRAID0のストライピングの設定に変更していれば、
2台からデータが取れなければ、データの復旧はできません。
データ復旧
ハードディスクと認識しているが、NASのフォーマットがXFSかEXT4に
なっているので、Windowsから直接データの読み書きはできません。
復旧ソフトを起動させて行います。
復旧ソフトを使っても中身を見る事が出来ないので、詳細スキャンを行います。
時間にして8時間程度かかりました。
既存のデータフォルダ構造と 消失したデータが表示されました。
既存のフォルダ構造を丸ごとデータ抽出を行います。
データ量として約270GBあります。
これを8時間程度かかってデータの抽出が完了しました。
データ検査・調査
2台のハードディスクを同時に抽出を行っていたので、最終2台のデータの対比をしたところ、
データ量 ファイル数が、まったっく同じで、完全にミラーリングデータとして抽出できています。
抽出したデータをランダムに開いてみましが、データエラーや破損データは見つかりません。
お客様に確認してもらい、問題なくデータ復旧が出来ていると言うことです。
本日の北九州市パソコン修理・データ復旧「水没Link Station LS220DNBデータ復旧」作業の完了です。
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