通電しなくなったディスクトップパソコン修理
本日のパソコン修理は、「電源ボタンを押しても 通電しなくなった ディスクトップパソコンの修理」です。
パソコンの状況は、昨日の夜まで何事もなく 通常に起動していたのですが、本日の朝から 電源ボタンを押しても 何も反応しなくなったそうです。
とりあえず 持ち帰り 各デバイスよりを検査していきます。
最初は、簡単にできるメモリーの検査から実施です。
たまたま まったく同じパソコンを所有していたので、正常起動できるパソコンのメモリーを交換してみます。
結果 メモリーに問題ありませんでした。
次は、ハードディスクの検査をしてみます。
正常起動できる パソコンのハードディスクと交換してみます。
結果 ハードディスクに問題なく 別途 エラーもありませんでした。
簡単な 電源ボタンの接触不良も考えられるので、テスターでスイッチ接点の通電の確認をしてみます。
これも 問題ありません。
後は、マザーボードの故障か 電源ボックスの故障がどちらかになります。
正常起動のパソコンから電源BOXをはずしてみて、故障しているパソコンにつけてみる事にします。
これが、正解で 問題なく起動できます。
故障原因は、電源BOXの故障です。
この電源BOXは、通常規格の半分のサイズで 通常の電源BOXと比べちょっとばかし 割高な部品となります。
お客様からは、少しでも安くのご要望もあり 手持ちの中古の電源BOXを取り付けることにします。
能力は、100W 高くなるので 安心して 取り付けができます。
実際取り付けてみると、光学ドライブに取り付ける 電源ケーブルが 長さが少し短く取り付けできません。
追加で電源の延長ケーブルを購入して対処しました。
いまから 梅雨時期から夏に向けて パソコンの故障が多くなる傾向があります。
この時期で故障する原因の多くは、内部にたまった ゴミやチリが、結露や梅雨時期の湿度の高い状況で 湿り 通電した瞬間に 漏電して一瞬にして、動かなく事があります。
パソコンは、構造的にも 内部に熱がこもりやすく それを逃がす為、たくさんのファンがあります。
このファンやフィンにゴミやチリが付着します。
清掃の目安の周期は、半年に一度 長くても 一年に一度 内部清掃をすることをお勧めします。
もし 自分でするのに 不安がある方は、パソコン修理店に持ち込めが、簡単に安く掃除をしてもらえます。
その時は、ハードディスク内部にたまった 不要ファイルやレジストリの整理など行ってくれるとこもあります。
パソコンを長く 安全に使うには、定期的なメンテナンスをお勧めします。