起動しない富士通LX55/DのHDD取り替えとリカバリー
本日のパソコン修理は、スタートアップ修復エラーから起動しなくなった『富士通LX55/D』のハードディスク取り替えとリカバリー作業です。
パソコンが起動しないので、本体よりハードディスクを取り出して、個人データの抽出とハードディスクの破損具合を確認します。
このパソコンの特徴は、液晶と本体が一体となった テレビパソコンです。
ハードディスクの取り出しの難易度は、高そうですが意外とすんなり取り出せます。
パソコンの裏側より作業を始めます。
写真位置のバックカーバーを外します。
カバーの外し方は、写真位置のネジ2本をはずします。
ネジを外してカバーを引っ張って外せば、こんな感じになります。
右端に見える メッシュのスチールケース内にハードディスクがあります。
写真位置のネジ1本を外します。
ネジ1本を外したら ケースを手前に引っ張ります。
接続ケーブル2本あるので外します。
ケース事 ハードディスクを取り出した状態です。
ケースに固定しているネジ4本をすべて外します。
ハードディスクを別のパソコンにつないでデータのバックアップを行います。
するとまもなくして「フォーマットしますか?」と表示されました。
このハードディスクの破損状態はかなり悪く 通常のバックアップのやり方では、データを見る事も出来ません。
バックアップ専用のソフトで抽出します。
データのサルベージを行いながら、新しく購入したハードディスクを本体に取り付けてリカバリーを行います。
ハードディスクを取り付け完了後、付属のリカバリーディスクをれてリカバリーを実施します。
数時間で購入時の状態になります。
この機種のOSは、Windows VISTAです。ビスタはサポート終了となっています。
サービスパック1と2をダウンロードしてインストールを実施します。
サービスパックのインストールは、windowsアップデートから 標準のブラザーで行うと、エラーになってインストールできません。
ビスタ付属のインターネットエクスプローラーでは、文字化や表示できないサイトがあるので、べつのパソコンよりファイヤーホックスのインストラーをダウンロードしてインストールを行います。
標準ブラザーをファイヤーホックスに設定して、マイクロソフトのホームページよりビスタのSP1とSP2とダウンロード インストールを行います。
サービスパック適用したら 先ほど抽出したマイデータの移動を行います。
データのサルベージもエラーなくすべて抽出できていました。
オフィスのインストールを実施して、他に必要と思われるソフトをインストールします。
最後に動作確認を実施して問題がないので、本日のパソコン修理の完了です。