起動しない NEC PC-VL300KG VISTA
本日のパソコン修理は、「起動しない NEC PC-VL300KG Windows VISTA」の修理になります。
依頼内容
「古いパソコンですが、修理できますか？」のお問い合わせでした。
お客様の話では、「パソコンが遅いのでリカバリーをしたら全く動かなくなった」とのことです。
パソコン診断
パソコンを開いて、ハードディスクの状態を調べてみました。
ハードディスクの中身は、何も入っていなく、すべてが空っぽの状態でした。
リカバリーしてなぜすべてが無くなるのか、その理由がわかりません。
クリスタルディスクインフォで検査したら、すでにレッド判定になっています。
お客様には、ハードディスクの中身は何もありません。
ハードディスクも壊れていて、使い物になりません。
お客様としては、どうしてもこのパソコンを使いたいとのことです。
新しいパソコンを購入しても操作が変わるので、できれば修理して使いたいとのことです。
修理方法
修理方法としては、ハードディスクをSSDに取り換えます。
少しでも安く済ませるために、中古のSSDを使うことを伝えます。
OSは、Windows Vistaを新規インストールします。
バックアップファイルが取れないので、オフィスのインストール作業を行います。
以上の修理方法を説明して、金額を伝えてパソコン修理を始めます。
SSD換装
サイドカバーを外す
作業は、パソコンの後ろ側か始めます。
ロック解除
上側のスライドボタンを下側に動かす
下側のスライドボタンを上方向に動かす
パソコンを横に寝かせる
マウントを外す
ハードディスクを固定しているネジを外す。
マウントをハードディスク事取りはずした。
SSDを取り付ける
マウントからハードディスクを取り外してSSDと取り換えた
本体のSSDを取り付ける
マウントに取り付けたSSDを本体に取り付け、固定する。
サイドカバーを閉じる。
Windows VISTAインストール
WindowsVISTAを新規インストールします。
古いOSなので、DVDドライブからブートして開始です。
約30分程度でインストールが完了します。
ドライバーをイントール
NECのホームページを探しても、ドライバーなどのサポートがありません。
ウェブを回覧して探して、ドライバーをインストールします。
ここで注意したいのは、メーカー配布のドライバーではないので、
インストール前にウイルス検査が必要です。
オフィスインストール
お客様から預かったオフィスのディスクからインストールを行います。
インターネットに接続してライセンス認証を完了させます。
メモリー増設
OSは、Windows Vista 32bit版になります。
扱えるメモリは、4GB以下になります。
しかし、このパソコンには1GBのメモリしか搭載されていません。
もう1GBを追加してデュアルの合計2GBにします。
設定
2GBのメモリーを有効に使うために、パフォーマンス優先設定に切り替えます。
ブラザーをインストール
VISTAには、インターネットに接続したウェブ回覧のためには、
インターネットエクスプローラーしかないので、ウェブ回覧はできません。
代わりにグーグルクロームをインストールします。
おまけにファイヤーフォックスもインストールします。
最終確認
最後に起動確認検査を実施します。
起動や再起動を繰り返して不具合がないか確認します。
オフィスや他のソフトを起動させて、起動に問題がないか確認します。
Google Chromeを開いて、インターネットの閲覧を行ってみます。
ついでにFirefoxでもインターネットの閲覧を行います。
起動ドライブをSSDに取り換えているので、動作も軽く快適に動いています。
特に問題もなく、快適に動いていることが確認できたので、本日北九州市のパソコン修理・データ復旧
「起動しない NEC PC-VL300KG VISTA」のSSD換装作業の完了です。
