CPU交換 Ryzen3700Xを5900Xに取り換え
本日のパソコン修理は、「CPU交換 Ryzen 3700Xを5900Xに取り換え」作業になります。
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修理依頼内容
前回のCPU交換 BIOS更新ブログの引き続き作業になります。
お客様の 自作パソコン製作をいらいされてから 約4年経過します。
「今回 新作のソフトを購入したが、一部 どうしても重い作業があるので、
CPUを交換してさらに快適に使用できるようにしたい」との依頼でした。
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作業経過
CPUを更新するにあたり マザーボードのBIOSを更新する必要があります。
BIOSの更新は、前回のブログで説明して終わっているので、
今回は、実際にCPUの取り換え作業を説明していきます。
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前回の作業
BIOS設定画面を起動させて、現在のBIOSのバージョンを調べる
ギガバイトのホームページで、5900Xに完全対応のBIOSのバージョンを調べる
BIOSをダウンロードして 所定の作業でBIOSを更新する。
※ここまでは、前回のブログで説明して完了です。
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取り換え作伴う前作業
一旦Windowsを起動させて マイクロソフトアカントにログインできるか確認する。
※理由 通常CPU交換ぐらいでは、Windowsのライセンス解除にならないが、
もしもの為にマイクロソフトアカントにログインしておく。
次に少し負荷の高い作業を行って CPUを発熱させて、グリースを温める。
※理由 AMDのCPUは、グリースが固着していると、CPUクーラーを取り外す時に、
CPUが一緒にはずれてしまうスッポン抜けが発生しやすい。
CPU取り換えに邪魔になりそうな、グラフェックカードを外す
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取り換え作業開始
今回取り換えるRyzen5900XとAK620のCPUクーラーです。
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CPUクーラーを外す
マザーボードからコネクターを外す。
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クーラーファンを外す
フィンに引っかけている 止めを外してファンを取り外した。
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CPUクーラー本体を外す
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クーラーを外した
CPUクーラーを外した写真で グリースが付着したままの状態です。
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清掃
グリースをきれいにとりクリーニングした。
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CPUを取り出す
固定レバーを起こして 旧CPUを取りはずした。
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新CPUを取り付ける
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グリースを塗る
ヘラを使ってCPUグリースを塗った状態
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CPUクーラー本体を取り付ける
CPUクーラーに貼ってある 接地面保護フィルムを剥がして、CPUの上に取り付ける
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クーラーフィン本体取り付け
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冷却フィンにファンを付ける
旧CPUをマザーボードから取り外す
※ファンの向きに注意
BIOS設定確認
後は取り外したグラフェックカードをとりつけて電源を入れる
電源を入れた直後 英語でYes or Noと問いがあるので、Yのキーボードを押してYeaを選択する。
※CPUをとりかえましたか?と問い
数回再起動を行った マザーボード側で新しいCPUの設定変更を自動更新している。
何回かの再起動が終われば、Windows10が起動します。
ドライバー更新
AMDが配布しているRyzen MASTERをダウンロードインストールする。
Ryzen MASTERを起動させて、CPUの温度を見てみる。
アイドリングの状態35°から40°前後で推移している。
少し負荷を掛けると60°位になります。
CPUの冷却には、問題なさそうです。
次は、AMDが配布しているAMDソフトウェアー更新をインストールします。
CPUを交換して 世代がかわっているので、AMDソフトウェアー更新を起動させて 新しい設定に変更する。
再起動後 新し設定で起動します。
性能確認
ベンチマークソフトをインストールして 本来の性能が出ているか、確認します。
10分程度でベンチマークの結果標準的に数字結果で終わりました。
温度もMAX80°位で問題ないかと思います。
CPUを取り換えた事で 体感的に速く感じ 起動時間も短くなっています。
CPU性能表を見ると Ryzen 3700Xと5900Xでは、2倍近くの能力差があります。
私も5900Xと5800Xの両方を使っていますが、5900Xの方が発熱が少なく 使いやすいCPUかと思います。
特に問題なく 快適に動いている事が確認できたので、本日の北九州市パソコン修理・データ復旧作業の完了です。
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