電源が入らない 富士通LIFEBOOK WA1/R
本日のパソコン修理は、起動スイッチを押しても 電源が入らない 富士通ノートパソコンLIFEBOOK WA1/Rの修理になります。
現状確認
起動スイッチを押してみます。
電源も何も反応しません。
起動スイッチをよく見ると、左側が少しへこんでいるように見えます。
横長の起動スイッチボタンなので、右端の方を押してみました。
電源が入りました。
故障内容
常日ごろから、起動スイッチのボタンを強く押しているみたいで、スイッチを押してもボタン全体が押し込まれて、電源が入らない
確認
パソコンの中を開いて、起動スイッチボタン廻りの確認をしてみます。
バッテリーを外す
一番最初にバッテリーを取り外します。
すべてに於いて 一番最初に行う作業です。
ネジを外す
バッテリーを外したら、裏面見えるネジをすべて外します。
カバーを外す
すべてのネジをはずしたら、裏面のカバーをはずします。
光学ドライブを固定しているネジがあるのでそれもはずします。
ドライブを外す
光学ドライブ固定ネジを外したらドライブを取り外します。
ハードディスクを外す
ハードディスクも取り外します
キーボードを外す
裏側のネジとデバイスを外しただけでは、電源スイッチ側のカバーは、はずせません。
キーボードの下に隠れている隠しネジを外す必要があります。
ヘラを使ってキーボードを固定している止めラッチを外していきます。
キーボードを外す2
ヘラを使ってキーボードを固定している止めラッチを外した状態です。
キーボードと接続されているフラットケーブルをはずします。
上部パネルと接続されているケーブル タッチパットパネルのケーブル、電源起動スイッチのケーブルを外します。
上側側パネルを止めているネジが、数本あるのですべて外します。
これで上側のパネルをはずせます。
上部パネル
写真は、上部パネルを裏返した状態です。
2個所ある電電スイッチを固定するプラスチックの一部が破損していました。
この破損したプラスチックを プラスチック成型剤で再生します。
電源起動スイッチを固定して、分解した逆の手順で組み立てます。
起動確認
組み立てが完了したら、電源スイッチをいれてみます。
無事起動できました。
再発防止
お客様は、年配のお年寄りで又、起動スイッチを力いっぱいに押さないように故障原因を説明します。
説明は、故障個所のプラスチック割れ部分を写真で拡大印刷して、この部分が力により割れてスイッチが押せなくなった事を説明します。
本人も納得した用なので、本日の北九州市パソコン修理の完了です。