起動が遅いNEC LAVIE NS150/n SSD換装
本日のパソコン修理は、起動が遅いNEC LAVIE NS150/nのSSD換装作業になります。
依頼された内容
お客様から「起動が遅いパソコンを、どんな状態か見てほしい」との依頼です。
パソコン預かり検査
パソコンを預かり検査してみました。
電源投入から Windows10のパスワード入力画面まで約5分位 パスワードを入力して完全に立ち上がるまで、約5~7分程度かかっています。
タスクマネイジャーでパフォーマンスを確認すると、ハードディスクの状態が100%で動いていません。
メモリーも4GBで使用率が約90%近くWindows10には、少し少なすぎるかとおもいます。
修理検討
まず 一番ボトルネックになっているハードディスクをSSDに交換すること
次にメモリーを4GB増やして8GBにするのが、一番いいのですが予算的に厳しいようなので、メモリー節約設定を行います。
お客様には、現在のパソコンの状態と連絡して、作業方法を上記の内容で行う事になりました。
作業方法
まず、パソコン本体からハードディスクを取り出します。
次に、新しいSSDをパソコン本体の取りつけます。
SSDを取り付けたら、取り外したハードディスクをUSBで接続します。
クローンソフトをUSBブートができるメディアをパソコン挿して、クローンソフトを起動させます。
クローンが終われば、USB接続のハードディスクとUSBメディアを外して、パソコンを起動させます。
パソコンが正常に起動できる事を確認して、SSDに特化した設定を行います。
以上が今回の作業方法になります。
作業開始
パソコンを裏返します
裏側ネジを外す
裏側の見えているネジをすべて外します。
光学ドライブを外す
ネジをすべて外したら 光学ドライブを引っ張って取り外します。
裏フタを外す
隙間に薄いへらを差し込んで、フタを止めているラッチを外していきます。
フタを外した状態
写真はフタを外した状態です。
起動ドライブを外す
写真は、既存の起動ドライブになります。
起動ドライブを外す2
起動ドライブを固定しているネジ4本あるのですべて外します。
ネジを外したら、スライドさせてハードディスクを外します。
既存のハードディスクと新品のSSD
写真は、取り外した既存のハードディスクと今回新しく取り付ける新品のSSDになります。
マウンターをSSDに取り付ける
ハードディスクについていた、本体に固定すつ為のマウンターをSSDに取り付ける
本体の取りつけたSSD
ハードデイスクから取り外したマウンターをSSDに取り付けたらパソコン本体に取ります。
バラシタが逆の手順でパソコンを組み立てます。
HDDの内容をSSDに複製する。
USB接続で既存のハードディスクをつないで、パソコン本体の取りつけたSSDに複製します。
USBブートのクローンソフトをブートさせてクローンソフトを起動させて複製をおこないます。
クローン完成
1時間程度でクローンが完成しました。
USB機器を取り外して、パソコンを起動させる
無事クローン成功しています。
パソコン設定
ハードディスクからSSDに取り換えてので、それに沿った設定を行います。
パソコン内部掃除
長年溜まった不要ファイルや未エントリーのレジストリーを整理削除します。
アップデート
Windowsアップデートが溜まっていたので、すべてアップデートを実施します。
Windows.old削除
アップデートが完了したら、旧WindowsファイルのWindows.oldが、数十ギガで大きなデータ量なので、これも システムのクリーンアップを使って削除します。
起動確認
あとは、問題が無いか確認していきます。
再起動や終了をくりかえして問題がないか?
インターネットの接続できるか?
無線LANがアクセスポイントを認識しているか?
オフィスが起動するか?
ライセンス認証を解除されていなか?
問題が無い事が確認できたので、本日の北九州市パソコン修理・データ復旧作業の完了です