CPUファンエラー 富士通一体型ディスクトップPC
本日のパソコン修理は、「電源投入後 CPUファンエラーが出て 起動しない」富士通一体型ディスクトップPCの修理になります。
修理依頼内容
お客様より「予算がないから2万円以下で修理可能ですか? それとも 破棄にした方がいいですか?」と依頼内容でした。
中を開いてみてみないと 正確な修理金額はだせないけど、通常であればCPUファン交換だけであれば、2万円なんてかかりません。
交渉部品確認
故障部位を確認する為、カバーを外して確認したいと思います。
パソコンを裏返し作業開始
カバーを外す
スタンド 裏側のネジをすべて外して 裏側のカバーを外します。
スチール製カバーを外す
裏蓋を外したら スチール製の保護カバーあるので、見えるネジすべて外します。
CPUグリースがカラカラ乾燥
CPUファン フィンを外してみると グリースが熱と年数による劣化でカラカラに乾燥しています。
きれいにふき取って ちょっと高めのネコグリースを再塗布します。
CPUファンが回っていない
ファンが回っていないので、ファンをばらして掃除しました。
それでも、時々止まってしまいます。
CPUファン取り換え
新品の部品を探してみましたが、もうどこにも売っていいません。
仕方ないので、別のノートパソコンのファンを取り外して 改造加工して取り付けました。
CPU冷却できている
取り付けたファンは、もともとついていたファンよりワンサイズ大き目なファンになっています。
CPUの冷却も十分に冷えています。
CPUファンエラーも無くなりました。
効果の確認
動作確認としてちょっとした負荷がかかるベンチマークを回してみました。
CPUの熱暴走もなく 起動不能に落ちることもなく、快適に動いています。
CPUの温度もあまり高くならず 取り換えたCPUファンの効果が実感できました。
北九州市パソコン修理・データ復旧のIMオフィスは、他社修理不可になったパソコンや
部品が無くなったパソコンなど、できるだけ使えるように、改造修理も検討にいれて修理しています。