起動がおそいESPRIMO FH53/E3 のSSD換装
本日のパソコン修理は、「起動がおそいNEC ESPRIMO FH53/Eの換装」作業になります。
お客様から パソコンの動きが少しおかしいので、見てほしいとの依頼でした。
現状の確認
電源を入れて 確認してみます。
普通に動いているようにですが、画面の切り替わりに少し間があります。
パソコンを購入して2年程度でこんな症状は、すこしおかしいように思われます。
購入1年経過した時点で、wifiモジュールが壊れて、インターネットが出来なくなった経緯があるパソコンです。
検査結果
感じとしては、SSDが悪いのでは?
クリスタルディスクインフォでしらべてみます。
結果 m.2 nvme SDDに劣化が始まっていました。
2年程度の使用で劣化が始まっているのは、早すぎるように思います。
お客様と打ち合わせ
お客様に診断結果を報告して 修理方向を検討した結果はSSDの取り換えです。
現状容量は、256GBで半分以上の200GB近く使っているので、500GBを取り付けることにします。
現状 SSDは劣化はしているが、クローンするのには問題ないと思います。
SSD換装準備
本体にクローンソフトをインストールします。
M.2 nvme SSDをUSB接続でつないで、現状の環境は複製します。
SSDを取り換え
新しいSSDにクローンが完了したので、本体より既存のSSDを取り出して取り換え作業を行います。
パソコンを裏返す
パソコンを裏返して作業開始です。
メモリーのフタを外す
スタンドを外す
スタンド廻りのカバーを外す
スタンドを外す
カバーを外す
ネジとスタンドを外したら、本体裏カバーを外すために、本体隙間にヘラを差し込みます。
ヘラを利用して 本体廻りのツメを外していきます。
カバーを外した
写真を裏カバーの止めを外して カバーをめくった状態です。
SSDの写真
CPUファンの下に 横長についていいるのが、既存のSSDになります。
既存とクローン済みのSSD
写真左がエーデートのクローン済みの500GBのm.2 nvme SSDです
右にあるのが、メーカー不明の256GBの劣化したm.2 nvme SSDです
新旧の違いは、新品のSSDは、容量が旧の2倍で速度も2倍の速度がでます。
m.2 nvme SSDを交換
既存の劣化したSSDとクローン済みのSSDに取り換えました。
既存のSSDには、冷却シートが付いていませんでした。
新しSSDには、冷却シートを取り付けて熱暴走でのサーマリングスロット発生での速度低下を防止します。
起動検査
SSDを取り換えたら フタをを閉めて起動確認を行います。
無事 起動出来ました。
クローンは無事成功しています。
内部清掃
内部清掃として不要ファイルの掃除と未エントリーのレジストリの整理と削除を行います。
再起動後 再度動作確認を行います。
特に問題なく 修理依頼時の間も無くなっています。
問題が無い事が、確認できたので本日のパソコン修理の完了です。