SSD換装|起動速度が遅い第3世代ディスクトップパソコン
本日のパソコン修理は、起動速度が遅い第3世代富士通ディスクトップパソコンのSSD換装作業になります。
先日データ復旧をされたお客様からの仕事依頼です。
起動が異常に遅い ディスクトップパソコンがあるので、修理可能ですか?との事でした。
お客様には、使用期間約9年程度経過したパソコンで、まで購入から一回もハードディスクを交換していないなら、保守の意味でSSDに取り換えれば 起動も速くなるしデータ保護にもなる。
説明しての作業開始です。
起動してみると、確かにWindows10が立ち上がるまでに相当の時間を要しています。
一応ハードディスクが故障していないか検査してみましたが、故障はしていませんでした。
メモリー不足にもなっているので、不要と思われるウイルスソフトを削除します。
システムの詳細設定よりパフォーマンスの設定で「コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する」を「パフォーマンスを優先する」に変更します。
これですこしはメモリー不足を解消できます。
ccクリーナーをインストールして 不要ファイルの削除とレジストリーエントリーの整理と削除を行います。
再起動後ccクリーナーなアンインストールを行います。
次にクローンソフトをインストールします。
USB接続でSSDを繋いでクローン開始です。
無事クローンが完了したら、既存のハードディスクととりかえます。
後ろパネル上下2本のボルトを手で外します。
サイドパネルをスライドさせます。
写真左にある 光学ドライブの下に3.5インチのハードディスクがあります。
写真は撮りはすした3.5インチのハードディスクとクローンをしたSSDになります。
クローンしたSSDを取り外したハードディスクの場所に取り付けます。
組み立て後 電源スイッチを入れて起動確認をしてみます。
無事 起動ができました。
次に ハードディスクからSSDに取り換えたのでそれに沿った設定を施します。
Cドライブのデフラグが自動起動になっているので、これも停止します。
再起動ご Windowsアップデートを行い最新のセキュリティーにします。
クローンソフトをアンインストールします。
再起動後 今度は再度CCクリーナーをインストールします。
CCクリーナーの使用が終われば再度アンインストールします。
なぜ わざわざCCクリーナーアンインストールするのは、インストールしたままにすると、勝手にアップデートを行い、不信な動作をするからです。
上記ソフトは使い方を間違うと 個人情報の漏洩や アドウェアウイルスの巣窟になりかねません。
便利なソフトですが、必ずアンインストールすることをお勧めします。
後は、動作に問題がないか 確認していきます。
web回覧やエクセル ワードを起動させます。
写真なども表示させます。
SSD換装後は、キビキビした動きで快適に動作しています。
お客様に動作確認をしてもらいましたが、「全然動きが違う」と言って喜んでもらえました。
これで本日のパソコン修理・データ復旧作業に完了です。