AMD Ryzen3700X CPUファン取り換え
本日のパソコン修理は、AMD Ryzen3700XのCPUファンの取り換え作業です。
依頼者から3年程前に、自作パソコンを依頼さて私が製作したAMDryzen3700Xのパソコンです。
依頼者の話では、CPUの温度が常時80°オーバーで3回ほどパソコンが落ちたを言うことでした。
早速自宅の方に伺い パソコンを引き取り診断しました。
当時使用したCPUファンは、虎徹マーク2で TDP 65WのCPUに丁度よく 冷却も35°前後で冷却できていました。
持ち帰った パソコンを起動させて ryzenマスターで温度を調べてみると アイドリング状態で、以前より高めの55°前後でした。
この温度は、室温によって変わってきますが、アイドリングで55°は少し高いですが、オーバークロックしない限り問題ない温度かと思います。
お客さんと話していると、どうも室温40°位の部屋でクーラーもつけないで、写真や動画のエンコードを数時間行っているみたいです。
パソコン開けて CPUファンを取り外してみると、以前つけていたCPUグリースがベトベトになっていました。
通常だと 少し固めのグリース状態だと思います。
グリースをきれいにふき取り、以前はネコグリースを付けていましたが、今回はアイネックスのグリースを使ってみました。
最近よく使っているグリースで結果がものすごく良いので最近はこればっかりです。
虎徹マーク2の固定金具をすべて取り外します。
取り換えるCPUクーラーは、DEEPCOOL AS500 PLUS R-AS500
CPUクーラーは、14cmファンを前後2枚搭載してとても静かでよく冷えます。
AS500 PLUS R-AS500の金具を取り付けて新しいCPUクーラーを取り付けます。
写真は、トップのARGBをとり外しています。
これで、CINEBENCH R23で負荷検査かけてみます。
結果私の部屋の室温28°前後では、オーバーククロックした状態でもMAX74°でよく冷えています。
お客様宅へパソコンを納品しに行って エアコンなしの室温35°前後の部屋でCINEBENCH R23で負荷をかけてみます。
結果 MAX78°で80°を超えることはありませんでした。
AMD Ryzen3700Xのサーマリングスロットル発生温度は、95°で余裕があります。
それとCPUファンを取り替え別に、AMDのチップセット等をすべて更新しています。
それと 内部のレジストリの整理と削除 不要ファイルの削除も行っています。
これも 良い結果につながっているかと思います。
これで本日のパソコン修理・データ復旧作業の完了です。