SSD換装 富士通 ESPRIMO FH550/3B
お客様より「最近1ケ月前位からパソコンの調子が悪く ソフトの起動やマウスのアイコンの反応速度が遅く見てほしい」との依頼です。
パソコンは、一体型デスクトップパソコン 富士通のESPRIMO FH550/3Bになります。
症状の確認を行ってみますと マウスの動きが カクカク動いて オフィスの起動時間もやたらと遅くやっと動いてる感じです。
使用状況の確認では、一年中電源は入れっぱなし状態です。 使い方とパソコンの年数を考えると そろそろハードディスクがおかしくなっているかもしれません。
クリスタルディスクインフィでハードディスクの現状の健康状態を確認してみます。
もうすでに 注意勧告のイエロー表示です。使用時間も18000時間も使っています。
故障の原因は、ハードディスクがもうすでに 壊れかけている状態で、このまま使い続けると データの読み込みや抽出も出来なくなります。
すぐにやれば、今の環境を維持できるように ハードディスクを別のハードディスクにクローン出来る可能性が高い もし クローンが出来ないほど読み込み不良のファイルがあると、新規でWindowsをインストールする事になります。
お気に入りや マイデーターの抽出などできますが、今まで自動で入力していた サイト用のログインパIDやパスワードを再度入力する必要が発生します。
早急にハードディスクを交換する事に、どうせ変えるならSSDに替える事になりました。
安全の為にマイデーターの抽出を事前におこなってから ハードディスクのクローン作業を行います。
クローンは、時間がかかりましたが、無事エラーなく ハードディクの複製をつくる事ができました。
あとは、複製したSSDを 既存ハードディスクと取り替えます。
最初は、パソコンの裏面からはじめます。
右側にあるフタを外します。
スタンド底にある写真位置のネジ1本を外します。
写真のように上にスライドさせてカバーを外します。
写真位置にあるネジ4本を外します。
すると このようにスタンドを外す事が出来ます。
最初に外したカバー内の写真位置のネジ数本を外します。
底面左右にネジ2本あるので外します。
ネジが取れたら 隙間にヘラを差し込んでゆっくりカバーを外していきます。
裏面のカバーを外した状態です。
まずは、写真のように下側にある4本のネジを外します。
つぎに上側にあるネジを外します。
中央にある2本のネジを外します。
ネジを外したら 鉄のカバー全体を上方向に力をいれてスライドさせて外します。
カバーを外した状態です。
ハードディスクにつないである電源コードS-ATAケーブルを外します。
写真によに上側にあるネジ1本を外します。
ハードディスク全体を下方向に力をいれてスライドさせて外します。
ハードディスクを外したら、取り付け金具を外します。
写真は、既存のハードディスクと今回新しく取り付けるSSDになります。
取り外したハードディスクは3.5インチ 新しく取り付けるSSDは、2.5インチでサイズが違うので、ゲタを履かせてサイズを合わせます。
ゲタをとりつけて3.5インチサイズにしたSSDに既存ハードディスクから外した 取り付け金具を取り付けます。
SSDを本体に戻して取り付けた状態です。
後は、バラシタ逆の手順で組み立てます。
起動確認をおこない SSDに特化した設定を行います。
これで本日のパソコン修理は、完了です。