NEC HF150/B 起動ドライブの取替え
本日のパソコン修理は、NECのパソコンで ノートパソコンでありながら ディスクトップパソコンみたいな使い方ができる パソコンの修理です。
お客様より「昨日 パソコンをつけたら リカバリーが*****などの画面がでて あわてて電源を強制修理したら、次回からNECのメーカーロゴがでた状態から、先の進まなくなった」ということです。
持ち込まれたパソコンを拝見しますと、電源を入れたらハードディスクから「カチカチ」と異音がでていました。
ハードディスクがまだ動いている状態で急に電源を切ったために、ハードディスクが完全にこわれています。
お客様には、ハードディスクの取替えが必要と説明して、本日のパソコン修理は、起動ドライブの取替えおよびWindows10の新規インストールとなります。
ハードディスクの取り外しを行います。
パソコンの裏面から作業を始めます。
写真位置から横上下に6本程度の黒いネジがあるので、すべて取り外します。
パソコンを裏返して 写真位置のネジ1本を外します。
カバーを手前にスライドさせて取り外します。
カバーを外した状態から、写真位置のネジ1本をはずします。
このネジは、光学ドライブの固定ネジです。
光学ドライブの隙間に ヘラを差し込んで DVDドライブを外します。
光学ドライブを外したら 写真位置から ヘラを差し込んでカバーを開けます。
この時 マイナスドライバーなどで開けると パソコン本体に傷が入ったり、カバーが割れたりするので、幅の広いプラスチックヘラで行うようにしてください。
少し 隙間ができたので ヘラで少しずつ開けていきます。
カバーを取り外した状態です。
写真位置のネジ1本を外して ハードディスクの取出しを行います。
ネジを外したら 手前にスライドさせてます。
ハードディスクを完全に外した状態です。
取り外したハードディスクから固定金具を外して 新ハードディスクに取り付ける準備をします。
写真左にあるのが、取り外したTOSHIBA製のハードディスクで、規格としてATA300で、一昔前のハードディスクです。
今回新しく取り付けるハードディスクは、シーゲートで、規格はATA600で 壊れたハードディスクの2倍の転送速度です。
先ほど外した 金具を新ハードディスクに取り付けて パソコン本体に戻します。
バラシタ逆の手順で組み立てます。
後は、WIndows10のインストールです。
今回のパソコンは、一昨年の無料アップグレードを利用してWindows8,1からWindows10にしたパソコンです。
したがって 一度 Windows10のライセンス認証を受けているので、新規インストール時にライセンスキーの入力は、求められません。