劣化したM.2 SSD 換装 / PC-A2335BAW
本日の北九州市パソコン修理・データ復旧は、「劣化したM.2 SSD 換装 / PC-A2335BAW」のパソコン修理になります。
依頼内容
お客様より「パソコンが動かないので、見てほしい」
との ご近状さんからのパソコン修理依頼です。
パソコン診断
お客様宅に出向いて 状況を確認しました。
マウスをクリックしても 反応が無い状態でした。
キーボードから操作してみると、矢印は動きます。
お客様の方もマウスの故障を疑い、中古の同型のマウスを購入していました。
ブルートゥースのマウスなので、接続が分からないで放置していました。
接続を試しましたが、マウスを認識していません。
キーボードもブルートゥースで接続しているので、
パソコン本体のブルートゥースの故障は考えらえません。
別のマウスを用意して つないでみると問題なくクリック出来ます。
マウスが故障と言うことで、一旦これで解決しました。
相談
お客様から「パソコンが古いので 買え替えが必要なのでは?」との質問でした。
インテル10世代のCPUなので、そこまで古くありません。
4年程度しか経過していないパソコンだと説明すると、
「まだ 長く使えたいので、他の悪いところがあれば修理してほしい」との事でした。
通常パソコンで一番修理が多いのは、起動ドライブの故障です。
内蔵ドライブの状態を見てみると、M.2 SSD NVME の劣化がかなり進んでいました。
今すぐ取り換え必要もないのですが、劣化が進んでいるので、
今取り換えれば、現状の状態を維持してクローンが出来る事を伝えます。
SSDの劣化がかなり進んでいるので、最悪の場合
Windowsの新規イントールをしなければならないかも?とも伝えます。
上記の内容を納得した上で、SSDの取り換えを依頼されました。
SSD換装開始
クローン開始
通常に動いているパソコンなので、Windowsにクローンソフト
(EaseUS Todo backup)をインストールします。
新しSSDをC端子で接続します。
クローンソフトを起動させてクローンを開始します。
新しいSSDには、ヒートシンクがないので、扇風機の風で冷却します。
これだけで、サーマルスロットリングが発生しません。
M.2 SSD NVMEどうしのクローンなので、30分もかからないで、
クローンが完了しました。
起動ドライブ取り換え
パソコンの裏側部分に基盤があるので底をばらします。
カバーを外す
パソコンを寝かせたら、裏面見えるネジをすべて外します。
ネジが外れたら、カバー隙間にヘラを挿しこんで、カバーのノッチを外していきます。
カバーを外した
写真は、裏面カバーを外した状態で、基盤が見えています。
SSD取り換え
写真は、取り換え前のM.2 SSDになります。
肝心の基盤には、ヒートシンクはついていませんでした。
反対の裏面にマザーボードに直接触れるように、
厚めのサーマルパットが取りついていました。
クローンしたSSDを取り付ける
既存のSSDを取り付けて、クローン済みの新しSSDを取り付けた状態です。
写真上にあるのが、M.2スロットに取り付けた新しいSSDです。
元々 SSDには、ヒートシンクが付いていませんでした。
その為、約4年程度で 熱によって劣化が早かったと思います。
新しいSSDには、薄めの冷却ヒートシンクをとりつけました。
本当は、厚めの方がいいのですが、カバーと干渉して取りつかないのです。
写真下にあるのが、劣化した古いSSDになります。
ピンク色した部分が厚めのサーマルパットで、
後ほど、これを取り外して新しいSSDに取り付けました。
組み立て
バラシタ逆の手順でパソコン本体を組み立てます
起動確認
組み立てが終わったら、起動確認を行います。
クローン作業は、問題なく成功していました。
SSDに特化した設定
SSDからSSDに取り換えたので、細かい設定は不要と思われますが、
メーカー製のパソコンは、SSDの細かい設定は行われていないのです。
内部清掃
購入時から一度もメンテナンスされていないパソコンなので、
蓄積された不要ファイルや未エントリーのレジストリーの整理をおこないます。
最終検査
最終検査を行います。
起動や終了を繰り返し問題が無いか?
エクセル ワードを起動させて 動きが遅くないか?
ライセンスに問題がないか?
インターネットに接続して WEB回覧に問題がないか?
無線 有線ともちゃんと接続できるか確認していきました。
特に問題なく 快適に動いている事が確認できたので、本日の北九州市パソコン修理・データ復旧は、
「劣化したM.2 SSD 換装 / PC-A2335BAW」のパソコン修理 SSD取り換え作業の完了です。
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