光学ドライブ交換 Lenovo ideapad

本日のパソコン修理は、読みとりが出来なくなった　Lenovo ideapad 300-15IBR の光学ドライブの取り換えです。

一般的にノートパソコンに使われている光学ドライブは、厚さが12.5ｍｍと9.5ｍｍと７ｍｍと３種類あります。

圧倒的に12.5ｍｍ厚のドライブを使っている機種が多く、DOS/Vの部品を売っているお店でも12.5ｍｍ厚の光学ドライブはあっても、9.5ｍｍ厚以下のドライブを取り扱っている店はほとんどありません。

持ち込まれてたノートパソコンは、ＬＧ電子の9.5ｍｍ厚のDVD-RWが付いています。

これから光学ドライブの取り換えを説明します。

ほとんどの機種は、ネジ１本外せば光学ドライブをすぐに取り外せるようになっていますが、この機種はちょっと複雑でキーボードを外さなければ、そのネジ１本が隠れています。

取り換え難易度は、通常より高くなっています。

それでは、取り換え作業を始めます。

ノートパソコンを開いてキーボードと本体との隙間を見つけます。

薄いへらを隙間に差し込んで止めを外していきます。

写真位置のネジが光学ドライブを固定しているネジで取り外します。

ネジを外したら、光学ドライブを引っ張りだします。

写真は取り出した光学ドライブと今新しく取り付ける光学ドライブになります。

旧光学ドライブから固定金具と全面フロントのベゼルを取り外します。

先ほど外した金具とベゼルを新しドライブに取り付けます。

後は、新しい光学ドライブにとりつけます。

キーボードを取り付けて　起動確認をします。

キーボードを一旦外したので　キーボード入力に問題がないか検査します。

次に　デバイスマネイジャーを開いて　DVDドライブの地域を日本を含んだ２に設定します。

DVDビデオを入れて再生できるか確認します。

問題なく再生できる事を確認できました。

次に　書き込み検査を実施します。

お客様がエンコードされた　DVDビデオのデータがあったので、イメージングバーンで書き込んでみます。

書き込み最終時点でエラーになりました。

新品にドライブなのにと思い　再度やってみました。

やはり　最後の所でエラーになって書き込みができません。

新規に取り付けた　光学ドライブを外します。

どうも　初期不良のドライブみたいです。

今度はネットで既存についていた同型の光学ドライブを購入しました。

これを取り付けて　DVDに書き込みを行ってみました。

問題なく書き込みが出来ました。

書き込んだ　DVDビデオが再生できる見てみます。

これも　問題なく再生することができました。

今回は　光学ドライブの初期不良にあたって手間取りました。

ひと昔前までは、メモリは相性問題や初期不要がたくさんありましたが、今はほとんどありません。

初期不良のドライブは、販売店に持ち込んで返品することにします。