ESPRIMO WH77/M 動かないPCから データ復旧
本日のパソコン修理は、富士通ESPRIMO WH77/Mからデータ復旧作業です。
お客様が、富士通の会社にパソコン修理依頼したら 「ハードディスクがこわれている」との返事との事です。
データ復旧を依頼すると「データ復旧は行っていない」との事です。
購入先のヤ○ダ電気にもっていったところ「データ復旧は行っていない 自分で探してください」との返事だったそうです。
ネットでいろいろ調べて データ復旧会社を探し パソコンを送って 見積もりしてもらったら「データ復旧検証作業で約14万とデータ抽出成功報酬で数十万」との 暫定見積もりとの返事。
あまりにも高額で、データ復旧できなくても最低14万も必要なので、お断りしたそうです。
当社に相談があり 後日パソコンを引き取りに行くことになりました。
返却された パソコンは、ディスプレイを支えるためのに、下部右左に足がついているのですが、無残にも片方の足がもがれてました。
折れた箇所の足部分の裏フタも少し浮き上がっていました。
間違えた ハードディスクの取り出し方を行っていると思います。
さてデータ復旧の方は、結果を話しますと、お客様には、13時30分には復旧したデータをお渡しして作業完了しています。
金額にして交通費込み 1万8千円で、他社の金額と大きく違って お客さまもびっくりしていました。
作業方法の説明をいたします。
まず、本体よりハードディスクの取だしを行います。
ディスプレイ下に本体があります。
とりだしは、本体底面のフタを外して行います。
見える部分のネジすべてを外します。
ネジを外したら、隙間にプラスチックヘラを挿し込んで、ゆっくり裏蓋をめくっていきます。
裏蓋を外したらこんな状態になっています。
写真位置の電源及び通信ケーブルをはずします。
ハードディスクを固定しているネジ4本を外していきます。
本体よりハードディスクを取り出したら、カバーを外します。
次にハードディスクに取りついているネジ4本をはずします。
別のパソコンにUSBケーブルでつないで、ハードディスクの状態を調べます。
診断結果は、警告レベルの損傷状態で 使用時間が約38000時間稼働しています。
パソコンの年式は、約2013年販売位で使用年数約6年程度で、24時間電源入れっぱなしの状態だったと思います。
酷使したハードディスクで、取り替え時期を遥かに超えています。
業務で仕方なく パソコンを24H稼働するなら、最低2年1回 正常な状態で取りかえる事をお勧めします。