DELL inspiron P92G

M.2 SSD換装 DELL inspiron P92G

本日の北九州市パソコン修理・データ復旧は、DELL inspiron P92Gの書き込み速度が遅いM.2 SSDの取り換え作業と メモリー増設作業になります。

普通に問題なく使えるパソコンですが、読み込み速度に問題ないのですが、書き込みになるとちょっと遅いパソコンです。

 

CrystalDiskMark でSSDのベンチマークを計測してみると リード(読み込み)は、メーカー規定値近くの速度は出ています。

 

ただしライター(書き込み)になると規定値の1/10も出ていません。

どうも 壊れかけているみたいです。

使用時間も2年の稼働で4000h稼働しています。

 

DELLの不要ソフトもたくさんインストールされていることだし、M.2 SSD を新品交換に取り換え、Windows10を新規インストールする事にします。

 

どうせ中を開けるので、現状メモリー8GB1枚差しを メモリーを追加してデュアル動作の16GBにします。

 

パソコン内部を開けることにします。

作業は、パソコンの裏面より開始します。

 

裏面 見える範囲のネジをすべて外します。

 

 

次にパソコンを表にして パソコンの隙間にへらを差し込んで ラッチを外していきます。

 

ラッチがすべて外れたら、パソコンを裏返して裏カバーを外します。

 

次に内部にバッテリーが納めてあるので、マザーボードと接続されている差し込みを外します。

 

空きのあるメモリースロットに同じ規格のメモリーを差し込みます。

 

いったんここで、仮止め程度に裏フタを閉めて、メモリーの動作確認を行っておきます。

電源を入れてF12を連打してBIOSの画面からメモリーの状態を確認します。

16GBのデュアルで動作確認しています。

 

再度フタを開けて既存ドライブM.2 SSDの交換作業を行います。

写真のこれがM.2 SSD PCI Express 3.1規格のSSDです。

これを外します。

 

写真左が既存のM.2 2230のSSDで右の長いのが2280のSSDになります。

長さ 切り込みは違いますが、規格がNVMEのSSDで互換性があります。

2230の意味は、前の22が幅になり後ろの30が長さになります。

 

既存の取り付け位置が2230の位置になっているので、2280の位置までずらします。

 

新し2280のM.2のSSDにヒートシンクを貼り付けます。

 

取り付ける意味は、M.2 SSDは高速なった分、発熱がすごく 冷却しないとサーマルスロットリングが発生して 保護機能で速度が落ちるからです。

今回は、ノートパソコンに取り付けるため、ディスクトップで使うような大きな冷却フィンがあるヒートシンクが使えないので、薄い銅板のヒートシンクを取り付けます。

 

まずは、冷却シートをヒートシンクに取り付けます。

 

それをM.2のチップがある方に貼り付けます。

ヒートシンク付属のバンドで板を固定します。

貼り付け後本体の取り付けます。

 

取り付けが完了したら、ばらした逆の手順で裏フタを取り付けます。

 

USBブートでWindows10のインストールを開始します。

 

インストールが完了したら、デルのホームページでサービスタグを打ち込んで 最新のドライバーをダウンロードインストールをおこないます。

 

ドライバーのインストール完了ごWindowsアップデートで最新の更新状態にします。

 

CrystalDiskMarkでリードとライターを計測します。

CrystalDiskInfo でSSDの温度を計測します。

 

結果 読み込みの書き込みもメーカー発表の数値まで出ています。

 

温度 計測の為、書き込み連続10回くらいおこないましたが、サーマルスロットリングが発生するまでの温度上昇にはなりませんでした。

 

これで本日の北九州市パソコン修理・データ復旧作業の完了です。

 

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